カラマーゾフに浮かれて、うっかり見過ごすところでしたが、公式に解説&画像がうぷされてましたね。
うーん。
ネロともミーチャとも違うミズさま、いいカンジです。
となみちゃんも、なかなかハマってますね。
しかし、「レディ・ゾロ」というと、どうも、あの、その匠ひびきサマ退団後ご出演の、某中島かずき脚本の、ぶっ飛び舞台しか思いつかないんですが。
・・・あ~れ~は、相当なトンデモ作品だったなぁ(遠い目)。
[解説]
時は18世紀末。所は、“新世界”アメリカ、カリフォルニア。スペインの圧政に苦しむ民衆は、救世主の登場を待っていた。黒いマスクで顔を隠し、黒いマントをひるがえし、悪者を懲らしめる伝説の騎士ゾロの登場を……そして、現われたのは、ゾロとレディ・ゾロ。二人のゾロの活躍と愛を描く痛快無比の冒険活劇。
うーん。
ネロともミーチャとも違うミズさま、いいカンジです。
となみちゃんも、なかなかハマってますね。
しかし、「レディ・ゾロ」というと、どうも、あの、その匠ひびきサマ退団後ご出演の、某中島かずき脚本の、ぶっ飛び舞台しか思いつかないんですが。
・・・あ~れ~は、相当なトンデモ作品だったなぁ(遠い目)。
[解説]
時は18世紀末。所は、“新世界”アメリカ、カリフォルニア。スペインの圧政に苦しむ民衆は、救世主の登場を待っていた。黒いマスクで顔を隠し、黒いマントをひるがえし、悪者を懲らしめる伝説の騎士ゾロの登場を……そして、現われたのは、ゾロとレディ・ゾロ。二人のゾロの活躍と愛を描く痛快無比の冒険活劇。
カラマーゾフとりあえず
2008年12月14日 雪組ネタばれしない程度に、思いついたまま、ざーっと感想。
冒頭は、映像キター!!!
今回は、本のページがめくられていくという、ベタといえばベタな映像なんだが、
それがパラパラマンガ状態なんだよう。
主要キャストが、後ろ向きからだんだんこっち向いて、ポーズ取るんだよう。
これだけで、ヨシマサキター!!!
♪衝動、衝動のナンバーは迫力なんだが、肝心の「衝動」が一度ではヒアリングが難しい。
わたしは最初「ちょうど」かと思った。
そのほか「肖像」だと思った人、タイトルが「~の兄弟」だから「兄弟」に違いないと思い込んだものの、どうしてもそうは聞こえなくて悩んだ人(劇場付近で聞こえた会話より)等、皆様ご苦労!
「エル・アルコン」の「宿命」を思い出したわ。
あの話運びだと、スメルジャコフが一番年長になってしまうような気がする。
まぁこの脚本、よく考えると時間軸がオカシイんだけどね。
ドミートリーがいつグルーシェニカに惚れたのかとか、親父の存在に気づいたタイミングがいつなのか?とかが、わかりにくい。
だいたい、ドミートリーの回想かと思っていたら、いつのまにかラキーチンの状況説明になっていた・・・(あれはわざとか)。
ま、いつものヨシマサよりはマシですが。
裁判の場面、ミーチャの証言に入る前の音楽、何度聞いても「エリザ」の♪すべての証言終える時が来た、の前奏にソックリw
あ、そういえば、「エリザ」のお衣装、大活躍ですたね。
国は違えど、同じ19世紀末ですが、いくら娘1の役とはいえ、皇后の衣装を娼婦が着ていいんでしょうか???
本編とは何の関係もないフィナーレつき。
あ、曲はロシア民謡メドレー(ユーロビートアレンジ)なので、かろうじて国だけは関係あるかw
男役はともかく、娘役の衣装はヨシマサの趣味炸裂!!
・・・どっから持ってきたんだよ、ソレ。
ラインナップは、全員、主要な役の衣装に戻って登場。
いわゆる宝塚のラインナップ順に並ぶ前に、各役のグループに分かれて立ち、その間をミズさんが一渡り回っていき、それぞれと役らしい絡みを見せる、というのがあります。
・・・スタジオライフ???
さすがに、最後のお手振りタイムには、いつもの宝塚の順番に一列になりますが。
冒頭は、映像キター!!!
今回は、本のページがめくられていくという、ベタといえばベタな映像なんだが、
それがパラパラマンガ状態なんだよう。
主要キャストが、後ろ向きからだんだんこっち向いて、ポーズ取るんだよう。
これだけで、ヨシマサキター!!!
♪衝動、衝動のナンバーは迫力なんだが、肝心の「衝動」が一度ではヒアリングが難しい。
わたしは最初「ちょうど」かと思った。
そのほか「肖像」だと思った人、タイトルが「~の兄弟」だから「兄弟」に違いないと思い込んだものの、どうしてもそうは聞こえなくて悩んだ人(劇場付近で聞こえた会話より)等、皆様ご苦労!
「エル・アルコン」の「宿命」を思い出したわ。
あの話運びだと、スメルジャコフが一番年長になってしまうような気がする。
まぁこの脚本、よく考えると時間軸がオカシイんだけどね。
ドミートリーがいつグルーシェニカに惚れたのかとか、親父の存在に気づいたタイミングがいつなのか?とかが、わかりにくい。
だいたい、ドミートリーの回想かと思っていたら、いつのまにかラキーチンの状況説明になっていた・・・(あれはわざとか)。
ま、いつものヨシマサよりはマシですが。
裁判の場面、ミーチャの証言に入る前の音楽、何度聞いても「エリザ」の♪すべての証言終える時が来た、の前奏にソックリw
あ、そういえば、「エリザ」のお衣装、大活躍ですたね。
国は違えど、同じ19世紀末ですが、いくら娘1の役とはいえ、皇后の衣装を娼婦が着ていいんでしょうか???
本編とは何の関係もないフィナーレつき。
あ、曲はロシア民謡メドレー(ユーロビートアレンジ)なので、かろうじて国だけは関係あるかw
男役はともかく、娘役の衣装はヨシマサの趣味炸裂!!
・・・どっから持ってきたんだよ、ソレ。
ラインナップは、全員、主要な役の衣装に戻って登場。
いわゆる宝塚のラインナップ順に並ぶ前に、各役のグループに分かれて立ち、その間をミズさんが一渡り回っていき、それぞれと役らしい絡みを見せる、というのがあります。
・・・スタジオライフ???
さすがに、最後のお手振りタイムには、いつもの宝塚の順番に一列になりますが。
ちと、余裕なしにつき、明日以降詳細記事を書きます。
すみません。
一言だけ言うと、贔屓が出ている人は全員必見!リピートOK!
組ファン以外も一度は観てみて!
寺嶋音楽ファンは必見。
吉正ファンも必見(笑)。
でも、原作の超まじめなファンには最初に謝っておきます。
特に、マジメなキリスト教徒で「大審問官」を真剣に読んだ人には、ごめんなさいです。
いきなり『正義戦隊ダイシンモンカン』(主題歌振り付き)ですから(遁走)。
すみません。
一言だけ言うと、贔屓が出ている人は全員必見!リピートOK!
組ファン以外も一度は観てみて!
寺嶋音楽ファンは必見。
吉正ファンも必見(笑)。
でも、原作の超まじめなファンには最初に謝っておきます。
特に、マジメなキリスト教徒で「大審問官」を真剣に読んだ人には、ごめんなさいです。
いきなり『正義戦隊ダイシンモンカン』(主題歌振り付き)ですから(遁走)。
行ってきました、新宿コマ劇場ファイナル公演!!
えー、非常にいい作品でした。
ボロ泣きしてしまった。
これはできれば、宝塚ファンではない方にも是非見ていただきたいです。
私が観たのは、リカ・かしげ・みどり・るいるいのヴァージョン。
できれば、他のWキャストも観てみたいんですが、どうもお金と時間が許さないようで・・・DVD買ってしまおうかなぁ~~~~。
それにしても、ベルリン公演くらいしか接点がなかったリカ・かしげが意外に違和感がないこと、リカ・みどりもかなりいいコンビっぷりなこと、・・・ちょっと現役時代を思い出して切なくなりました。
あぁ、こういう組み合わせもアリありだったかもしれない。
イヤ、現実問題としてあり得ないのは分かっていますけどね。
えー、非常にいい作品でした。
ボロ泣きしてしまった。
これはできれば、宝塚ファンではない方にも是非見ていただきたいです。
私が観たのは、リカ・かしげ・みどり・るいるいのヴァージョン。
できれば、他のWキャストも観てみたいんですが、どうもお金と時間が許さないようで・・・DVD買ってしまおうかなぁ~~~~。
それにしても、ベルリン公演くらいしか接点がなかったリカ・かしげが意外に違和感がないこと、リカ・みどりもかなりいいコンビっぷりなこと、・・・ちょっと現役時代を思い出して切なくなりました。
あぁ、こういう組み合わせもアリありだったかもしれない。
イヤ、現実問題としてあり得ないのは分かっていますけどね。
外伝ベルばら~ジェロ編~感想
2008年12月3日 雪組いや、結局外伝ベルばらは雪組しか見られませんでした。
友人には3組制覇したツワモノもいるので、感想を聞いたのですが、壊れ度合からすると、雪と花がどっこいどっこい、星はまぁまぁマトモ、だったという話ですね。
まぁ、今更っちゃ今更なんですが、感想書き始めましたので、お知らせまで。
5/22 主要?キャスト別感想
5/26 場面別1
しばらくがんばります。
友人には3組制覇したツワモノもいるので、感想を聞いたのですが、壊れ度合からすると、雪と花がどっこいどっこい、星はまぁまぁマトモ、だったという話ですね。
まぁ、今更っちゃ今更なんですが、感想書き始めましたので、お知らせまで。
5/22 主要?キャスト別感想
5/26 場面別1
しばらくがんばります。
過去日付、さかのぼれるようになったみたいなので、抜けてた感想、ちょっとずつですが書いていくつもりです。
実は私、いっぺんに書けない子ちゃんなので(ヲイ)、ホントにちょっとずつのうぷになりますが・・・。
とりあえず、お知らせまで。
今日は9/20にグレート・ギャツビーの感想を書きました。
実は私、いっぺんに書けない子ちゃんなので(ヲイ)、ホントにちょっとずつのうぷになりますが・・・。
とりあえず、お知らせまで。
今日は9/20にグレート・ギャツビーの感想を書きました。
いやいやいやいや、正統派宝塚だねっ!!
30分のショーと2時間の芝居に慣れたカラダですが、一瞬にして元に戻りました。
やっぱ、1時間半の芝居に、1時間のショーがあるべき姿ですわ。
なんも考えないで笑って泣いてハッピーエンドのお芝居に、人海戦術ここにあり、番手重視の平面群舞で押しまくるショー。
・・・いえ、超変則公演だった雪組の後だったから点が甘いのかもしれませんが、心穏やかに観劇できる良い公演でございました。
もちろんツッコミどころは多々あるのですが、でも「おとぎ話」だしね。
それにしても、スカピン⇒ソロマリ⇒パラプリって見ていくと、ホントに演目の振れ幅の大きい劇団だな~~~~。
そうそう、噂には聞いていたが、悠未ひろのシャルルがすごかった。結構ツボってしまったよ~~~。あの~~~、確認したいんですが、シャルル攻アンソニー受ですよね???(ヲイ!)
あと凪七瑠海くんが可愛かったな~~~。
たっちんの歌声は今回も非常に素晴らしく、退団は本当に残念です。東宝ミューとかで、お目にかかれますかねぇ?
30分のショーと2時間の芝居に慣れたカラダですが、一瞬にして元に戻りました。
やっぱ、1時間半の芝居に、1時間のショーがあるべき姿ですわ。
なんも考えないで笑って泣いてハッピーエンドのお芝居に、人海戦術ここにあり、番手重視の平面群舞で押しまくるショー。
・・・いえ、超変則公演だった雪組の後だったから点が甘いのかもしれませんが、心穏やかに観劇できる良い公演でございました。
もちろんツッコミどころは多々あるのですが、でも「おとぎ話」だしね。
それにしても、スカピン⇒ソロマリ⇒パラプリって見ていくと、ホントに演目の振れ幅の大きい劇団だな~~~~。
そうそう、噂には聞いていたが、悠未ひろのシャルルがすごかった。結構ツボってしまったよ~~~。あの~~~、確認したいんですが、シャルル攻アンソニー受ですよね???(ヲイ!)
あと凪七瑠海くんが可愛かったな~~~。
たっちんの歌声は今回も非常に素晴らしく、退団は本当に残念です。東宝ミューとかで、お目にかかれますかねぇ?
ええ~~~~っ!!
2008/11/29
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組)
葵 吹雪
2009年1月29日(雪組 東京特別公演[日本青年館]千秋楽)付で退団
衣咲真音くんといい、下級生ながらいい脇役になりそうな男役が辞めていく・・・。
配役のほうは、これまた原作を読んでいないので、よくわからんのですが、ネットで拾った情報とともに書いておきます。
桜木一希:音月 桂(獣医)
*~*~*
桜木清一郎:未沙 のえる(一希の父で獣医)
鳴海善行:飛鳥 裕(昌明の父で大物政治家)
伯母:ゆり香 紫保 (深雪の最初の養母)
菊池四郎:奏乃 はると(刑事)
鳴海昌明:凰稀 かなめ(一希の親友の医学生)
南信一:真波 そら(深雪の婚約者)
笹川宗光:緒月 遠麻(悪役???)
深雪の母:晴華 みどり
桜木満:大湖 せしる(一希の弟)
伯父:葵 吹雪 (深雪の最初の養父)
須崎:祐輝 千寿(チンピラ)
中里信一:蓮城 まこと(一希の動物病院で働く獣医の卵)
羽村:香綾 しずる(刑事)
金井静香:愛原 実花(一希の動物病院で働く動物看護士)
橘深雪:舞羽 美海(ヒロインの女子大生)
桜木一希(高校時代):帆風 成海
うーむ、面白いのだろうか?
そもそも現代日本物をあまり宝塚で観たいとは思わないのだが・・・。
そうそう、気力を奮い起こして「カラマーゾフの兄弟」原作にとりかかりました。
ようやく話が進みだしましたが・・・初日までに読み終わるのか、あやうい(笑)
2008/11/29
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組)
葵 吹雪
2009年1月29日(雪組 東京特別公演[日本青年館]千秋楽)付で退団
衣咲真音くんといい、下級生ながらいい脇役になりそうな男役が辞めていく・・・。
配役のほうは、これまた原作を読んでいないので、よくわからんのですが、ネットで拾った情報とともに書いておきます。
桜木一希:音月 桂(獣医)
*~*~*
桜木清一郎:未沙 のえる(一希の父で獣医)
鳴海善行:飛鳥 裕(昌明の父で大物政治家)
伯母:ゆり香 紫保 (深雪の最初の養母)
菊池四郎:奏乃 はると(刑事)
鳴海昌明:凰稀 かなめ(一希の親友の医学生)
南信一:真波 そら(深雪の婚約者)
笹川宗光:緒月 遠麻(悪役???)
深雪の母:晴華 みどり
桜木満:大湖 せしる(一希の弟)
伯父:葵 吹雪 (深雪の最初の養父)
須崎:祐輝 千寿(チンピラ)
中里信一:蓮城 まこと(一希の動物病院で働く獣医の卵)
羽村:香綾 しずる(刑事)
金井静香:愛原 実花(一希の動物病院で働く動物看護士)
橘深雪:舞羽 美海(ヒロインの女子大生)
桜木一希(高校時代):帆風 成海
うーむ、面白いのだろうか?
そもそも現代日本物をあまり宝塚で観たいとは思わないのだが・・・。
そうそう、気力を奮い起こして「カラマーゾフの兄弟」原作にとりかかりました。
ようやく話が進みだしましたが・・・初日までに読み終わるのか、あやうい(笑)
来年ラインナップ発表
2008年11月20日 宝塚全般つーか、この3か月毎にちまちま発表するのって、どうよ?
やはり以前のように半年ドーンとまとめて発表してほしいなぁ。
少し早めに発表されたものも含めて、一口感想いきま~す。
【シアター・ドラマシティ、東京特別】<3月・月組>
『SAUDADE(サウダージ)』-Jにまつわる幾つかの所以-作・演出/稲葉太地
瀬奈 じゅん
うーん。これやはり○○イベント・・・と解釈していいんだよねぇ?
それにしては、東京三日間しかないのが酷すぐるが。
【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<4~7月・宙組/5~8月・月組>
宙組
『薔薇に降る雨』(仮題)作・演出/正塚晴彦
『Amour それは・・・』作・演出/岡田敬二
こ、これも微妙にフラグ立ってるっぽいカンジがしますが・・・。
なんか「琥珀色の雨にぬれて」を連想させます。
ハリー、今度は下級生もっと出してあげてね(哀願)。
ロマンチック・レビュー第18作には、もう何も言うまい。
がんがれ、95期初舞台生!
月組
『エリザベート』-愛と死の輪舞(ロンド)- 潤色・演出/小池修一郎
えっと~~~~。噂は本当だったのか!?
いや、やはり侮れないものだ、ファンの間に流れてくる噂って。
申し訳ないけれど、当面エリザはお腹いっぱいなんですが。
しかも月組って、つい最近やっているじゃん。(主要メンバーが入れ替わってないから、4年前でもつい最近なのだ!)
つか、ルキーニ⇒シシィ⇒トートってどんだけ???
そして、シシィはいったい誰がやるの?お願いだから、娘役にさせてやれや~~~。
【宝塚バウホール、東京特別】<3月・月組、5~6月・花組>
月組
『二人の貴公子』脚本・演出/小柳奈穂子
龍 真咲、明日海 りお
ふーん、シェイクスピアの追加作ねぇ。
作品的には観てみたいです。
花組
『オグリ! ~小栗判官物語より~』 脚本・演出/木村信司
壮一帆
・・・キムシンなのが不安です。
つか、キムシンバウって久しく見たことないのですが、バウで作れるのか?
(ハリーと真逆の心配をしてしまう)
【全国ツアー】<5月・花組>
『哀しみのコルドバ』脚本/柴田侑宏 演出/中村暁
『Red Hot Sea II』作・演出/草野旦
真飛 聖
ま た 兄 妹 で す か ?
赤熱海に関しては、全ツでも棺桶が空を飛ぶのかどうかが楽しみです(棒読み)。
初日が市川から始まるのにちょっとびっくりした。
てっきり梅芸スタートがデフォなんだと思い込んでいたから。
でも、梅芸スタートって生徒さんもラクなんじゃないかと思うんだけど、いきなり関東はどうなのかね~。
やはり以前のように半年ドーンとまとめて発表してほしいなぁ。
少し早めに発表されたものも含めて、一口感想いきま~す。
【シアター・ドラマシティ、東京特別】<3月・月組>
『SAUDADE(サウダージ)』-Jにまつわる幾つかの所以-作・演出/稲葉太地
瀬奈 じゅん
うーん。これやはり○○イベント・・・と解釈していいんだよねぇ?
それにしては、東京三日間しかないのが酷すぐるが。
【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<4~7月・宙組/5~8月・月組>
宙組
『薔薇に降る雨』(仮題)作・演出/正塚晴彦
『Amour それは・・・』作・演出/岡田敬二
こ、これも微妙にフラグ立ってるっぽいカンジがしますが・・・。
なんか「琥珀色の雨にぬれて」を連想させます。
ハリー、今度は下級生もっと出してあげてね(哀願)。
ロマンチック・レビュー第18作には、もう何も言うまい。
がんがれ、95期初舞台生!
月組
『エリザベート』-愛と死の輪舞(ロンド)- 潤色・演出/小池修一郎
えっと~~~~。噂は本当だったのか!?
いや、やはり侮れないものだ、ファンの間に流れてくる噂って。
申し訳ないけれど、当面エリザはお腹いっぱいなんですが。
しかも月組って、つい最近やっているじゃん。(主要メンバーが入れ替わってないから、4年前でもつい最近なのだ!)
つか、ルキーニ⇒シシィ⇒トートってどんだけ???
そして、シシィはいったい誰がやるの?お願いだから、娘役にさせてやれや~~~。
【宝塚バウホール、東京特別】<3月・月組、5~6月・花組>
月組
『二人の貴公子』脚本・演出/小柳奈穂子
龍 真咲、明日海 りお
ふーん、シェイクスピアの追加作ねぇ。
作品的には観てみたいです。
花組
『オグリ! ~小栗判官物語より~』 脚本・演出/木村信司
壮一帆
・・・キムシンなのが不安です。
つか、キムシンバウって久しく見たことないのですが、バウで作れるのか?
(ハリーと真逆の心配をしてしまう)
【全国ツアー】<5月・花組>
『哀しみのコルドバ』脚本/柴田侑宏 演出/中村暁
『Red Hot Sea II』作・演出/草野旦
真飛 聖
ま た 兄 妹 で す か ?
赤熱海に関しては、全ツでも棺桶が空を飛ぶのかどうかが楽しみです(棒読み)。
初日が市川から始まるのにちょっとびっくりした。
てっきり梅芸スタートがデフォなんだと思い込んでいたから。
でも、梅芸スタートって生徒さんもラクなんじゃないかと思うんだけど、いきなり関東はどうなのかね~。
はやっ!!楽から1日しか空いてませんけど・・・。
でも、初日1か月前切っているからしょうがないよね~~~。
集合日ときたら、退団者のお知らせです。
2008/11/18
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組)
衣咲真音
桜寿ひらり
2009年1月14日(雪組 東京特別公演千秋楽)付で退団
ちょっと、ちょっと衣咲真音くんはキツイっすよ。貴重なオッサン脇役者(注:ホメてます)でしょ~~~。「マリポーサ」の大統領の側近はサイコーでしたよ。
桜寿ひらりくんも確かまだ89期だよねぇ・・・。う~ん、残念。
でもって、配役も発表されましたが・・・依然、原作未読のワタシ。
自分のためにも、情報収集した解説をつけておきます。
これで、ヴィジュアルイメージして、原作に挑戦するぞ。
・・・イヤ、読み始めたんだけどさ、なかなか話がはじまんないんだよ、あの原作。銀英伝みたいに、最初は飛ばして「星がきれいだな」から読み始めて、あとで興味が出たらさかのぼればいい、みたいなワザを使えばいいのかな?(なんてマニアックな例え)
ドミートリー・カラマーゾフ:水 夏希
(=ミーチャ、カラマーゾフ家の長男・28歳、退役軍人で放蕩者の遊び人)
グルーシェニカ: 白羽 ゆり
(22歳、フョードルとミーチャの親子双方から想いを寄せられる娼婦)
*~*~*
イワンの幻覚:五峰 亜季
(出た!ヨシマサ好きそうな役~~~)
フョードル・カラマーゾフ: 未来 優希
(ドミートリー達の父親。金儲けがうまく好色な地主)
イワン・カラマーゾフ 彩吹 真央
(次男・24歳、ミーチャとは腹違い、秀才で無神論者)
ホフラコーワ夫人: 天勢 いづる
(女地主で未亡人、35歳くらい、リーズの母)
マルファ: 麻樹 ゆめみ
(カラマーゾフ家の使用人、グレゴリーの妻)
スメルジャコフ: 彩那 音
(カラマーゾフ家の料理人、フョードルの隠し子という噂も)
アデライーダ: 森咲 かぐや
(ミーチャの母、彼が3歳の頃家出、しばらくして亡くなる)
リザヴェータ:涼花 リサ
(スメルジャコフの母、神がかった乞食女、故人)
裁判官/サムソノフ: 谷 みずせ
(/グルーシェニカの元パトロンの商人)
アレクセイ・カラマーゾフ: 沙央 くらま
(=アリョーシャ、三男・20歳、修道僧)
フェチュコヴィチ: 衣咲 真音
(有名な辣腕弁護士、ミーチャを弁護する)
フェーニャ: 早花 まこ
(グルーシェニカの小間使い)
ムシャロヴィチ: 大凪 真生
(グルーシェニカの元恋人。ポーランド人)
グレゴリー: 紫友 みれい
(カラマーゾフ家の使用人、スメルジャコフの育ての親)
カテリーナ・イワーノヴナ: 大月 さゆ
(ドミートリーの婚約者、でもイワンが好き)
マリア: 花夏 ゆりん
(カラマーゾフ家の隣人の娘、スメルジャコフの女友達)
スネギリョフ: 愛輝 ゆま
(貧しい退役大尉)
イツポリート: 桜寿 ひらり
(検事。ミーチャ有罪の論告を行う)
ユリア: 千風 カレン
ニーナ: 悠月 れな
コズロフ刑事: 朝風 れい
ターニャ: 此花 いの莉
リーズ: 愛加 あゆ
(アリョーシャの幼友達)
ラキーチン: 冴輝 ちはや
(出世主義の元神学生、アリョーシャの友達)
ユーリー: 凛城 きら
アレイニコフ(警察官): 真那 春人
ドミートリー(幼少): 笙乃 茅桜
レオニード: 彩風 咲奈
あの~、原作読んでなくて言うのもなんですが、ゾシマ長老は???
もしかして修道院がらみは根こそぎカット???
ただの家族内殺人事件話になるのか???
そして、しっかり少年時代が出るあたり・・・ヨシマサ~~~~!!
でも、初日1か月前切っているからしょうがないよね~~~。
集合日ときたら、退団者のお知らせです。
2008/11/18
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組)
衣咲真音
桜寿ひらり
2009年1月14日(雪組 東京特別公演千秋楽)付で退団
ちょっと、ちょっと衣咲真音くんはキツイっすよ。貴重なオッサン脇役者(注:ホメてます)でしょ~~~。「マリポーサ」の大統領の側近はサイコーでしたよ。
桜寿ひらりくんも確かまだ89期だよねぇ・・・。う~ん、残念。
でもって、配役も発表されましたが・・・依然、原作未読のワタシ。
自分のためにも、情報収集した解説をつけておきます。
これで、ヴィジュアルイメージして、原作に挑戦するぞ。
・・・イヤ、読み始めたんだけどさ、なかなか話がはじまんないんだよ、あの原作。銀英伝みたいに、最初は飛ばして「星がきれいだな」から読み始めて、あとで興味が出たらさかのぼればいい、みたいなワザを使えばいいのかな?(なんてマニアックな例え)
ドミートリー・カラマーゾフ:水 夏希
(=ミーチャ、カラマーゾフ家の長男・28歳、退役軍人で放蕩者の遊び人)
グルーシェニカ: 白羽 ゆり
(22歳、フョードルとミーチャの親子双方から想いを寄せられる娼婦)
*~*~*
イワンの幻覚:五峰 亜季
(出た!ヨシマサ好きそうな役~~~)
フョードル・カラマーゾフ: 未来 優希
(ドミートリー達の父親。金儲けがうまく好色な地主)
イワン・カラマーゾフ 彩吹 真央
(次男・24歳、ミーチャとは腹違い、秀才で無神論者)
ホフラコーワ夫人: 天勢 いづる
(女地主で未亡人、35歳くらい、リーズの母)
マルファ: 麻樹 ゆめみ
(カラマーゾフ家の使用人、グレゴリーの妻)
スメルジャコフ: 彩那 音
(カラマーゾフ家の料理人、フョードルの隠し子という噂も)
アデライーダ: 森咲 かぐや
(ミーチャの母、彼が3歳の頃家出、しばらくして亡くなる)
リザヴェータ:涼花 リサ
(スメルジャコフの母、神がかった乞食女、故人)
裁判官/サムソノフ: 谷 みずせ
(/グルーシェニカの元パトロンの商人)
アレクセイ・カラマーゾフ: 沙央 くらま
(=アリョーシャ、三男・20歳、修道僧)
フェチュコヴィチ: 衣咲 真音
(有名な辣腕弁護士、ミーチャを弁護する)
フェーニャ: 早花 まこ
(グルーシェニカの小間使い)
ムシャロヴィチ: 大凪 真生
(グルーシェニカの元恋人。ポーランド人)
グレゴリー: 紫友 みれい
(カラマーゾフ家の使用人、スメルジャコフの育ての親)
カテリーナ・イワーノヴナ: 大月 さゆ
(ドミートリーの婚約者、でもイワンが好き)
マリア: 花夏 ゆりん
(カラマーゾフ家の隣人の娘、スメルジャコフの女友達)
スネギリョフ: 愛輝 ゆま
(貧しい退役大尉)
イツポリート: 桜寿 ひらり
(検事。ミーチャ有罪の論告を行う)
ユリア: 千風 カレン
ニーナ: 悠月 れな
コズロフ刑事: 朝風 れい
ターニャ: 此花 いの莉
リーズ: 愛加 あゆ
(アリョーシャの幼友達)
ラキーチン: 冴輝 ちはや
(出世主義の元神学生、アリョーシャの友達)
ユーリー: 凛城 きら
アレイニコフ(警察官): 真那 春人
ドミートリー(幼少): 笙乃 茅桜
レオニード: 彩風 咲奈
あの~、原作読んでなくて言うのもなんですが、ゾシマ長老は???
もしかして修道院がらみは根こそぎカット???
ただの家族内殺人事件話になるのか???
そして、しっかり少年時代が出るあたり・・・ヨシマサ~~~~!!
終わりました。
シナラギに、涙腺やられました。
ショーはシナちゃんがキリンから降りて、少女になった瞬間にじわ~っと来た。
ラギちゃんと手をつないで、銀橋付け根のキムちゃんの前に来たら、すでに大拍手!
渡り始めたら、さらに大拍手~~~。
いったん収まったけど、となみちゃんとスレ違って、銀橋渡り切ったら、またも大拍手~~~。
西風で、二人とも白い花をつけていました。
芝居は、特にアドリブもなく(出来ないよな)、普通でした。
フィナーレの娘役のJoyfulオレンジワンピでは、お花付けなし。つければいいのに~。
黒燕尾(じゃないけど)では、花付けてました。
パレードは当然お花あり。
組長さんの紹介も相変わらずハートフルで素晴らしく、二人のご挨拶も立派で泣けたけど、何といってもミズさんの「痛手なんだよ~~~~君たち~~~」が最高でした。
いや、何回目のカーテンコールだったかな?3回目くらい???
突然「85期は中堅どころで、組を支える大事なメンバーで」とトークショーのノリで語り出し、二人の背中を叩いて「(だから君たちが抜けると)痛手なんだよ~~~~」って言ってくださったんですよ。
2000人の観客の前で、羽しょってナチュラルに言うトップさんってのに、感動した。
「いい上司(チョト違う)に恵まれてよかったね」と、雪組子全員に言ってあげたくなりました。
シナラギに、涙腺やられました。
ショーはシナちゃんがキリンから降りて、少女になった瞬間にじわ~っと来た。
ラギちゃんと手をつないで、銀橋付け根のキムちゃんの前に来たら、すでに大拍手!
渡り始めたら、さらに大拍手~~~。
いったん収まったけど、となみちゃんとスレ違って、銀橋渡り切ったら、またも大拍手~~~。
西風で、二人とも白い花をつけていました。
芝居は、特にアドリブもなく(出来ないよな)、普通でした。
フィナーレの娘役のJoyfulオレンジワンピでは、お花付けなし。つければいいのに~。
黒燕尾(じゃないけど)では、花付けてました。
パレードは当然お花あり。
組長さんの紹介も相変わらずハートフルで素晴らしく、二人のご挨拶も立派で泣けたけど、何といってもミズさんの「痛手なんだよ~~~~君たち~~~」が最高でした。
いや、何回目のカーテンコールだったかな?3回目くらい???
突然「85期は中堅どころで、組を支える大事なメンバーで」とトークショーのノリで語り出し、二人の背中を叩いて「(だから君たちが抜けると)痛手なんだよ~~~~」って言ってくださったんですよ。
2000人の観客の前で、羽しょってナチュラルに言うトップさんってのに、感動した。
「いい上司(チョト違う)に恵まれてよかったね」と、雪組子全員に言ってあげたくなりました。
すいません、全然ブログ書けてないです。
想定外の事態に陥って、公私ともども、現在全力疾走中です。
・・・立ち止まったら、死ぬんじゃないだろうか?
とりあえずの業務連絡です。
冬の招待状は頂けませんでした。
それも、書類不備で久々にやっちまったわぁ~~~。どんだけ疲れていたんだ、自分。
でも、12月にはDC公演もあるし、無理しないですむか、と思ったら、場所をお貸しくださるという有難いお申し出をいただきました。
・・・が、頑張る・・・頑張れるのか?
想定外の事態に陥って、公私ともども、現在全力疾走中です。
・・・立ち止まったら、死ぬんじゃないだろうか?
とりあえずの業務連絡です。
冬の招待状は頂けませんでした。
それも、書類不備で久々にやっちまったわぁ~~~。どんだけ疲れていたんだ、自分。
でも、12月にはDC公演もあるし、無理しないですむか、と思ったら、場所をお貸しくださるという有難いお申し出をいただきました。
・・・が、頑張る・・・頑張れるのか?
ダイアリーノートの形式が変わって、プチショックを受けたり、
PC関係でアレコレ、いろいろあって、ばたばたしているうちに、
本業がどっひゃー!!な展開になって・・・
すいません、全然日記書けてないですね。
なのに、明日はもう雪組初日。
ウソだろう???(何が?)
とりあえず、積み残しをここに告白しておきます。
9/14 スカピン2回目観劇
9/20 ギャッツビー観劇
9/23 雪組DC&ACT・バウ&青年館振り分け発表
9/25 来年ラインナップつーか蘭トム逆転裁判キター!
9/27 月組退団者
10/3 DCポスターなんだありゃ?
・・・かければいいなぁ~~(書くんだよ!)
PC関係でアレコレ、いろいろあって、ばたばたしているうちに、
本業がどっひゃー!!な展開になって・・・
すいません、全然日記書けてないですね。
なのに、明日はもう雪組初日。
ウソだろう???(何が?)
とりあえず、積み残しをここに告白しておきます。
9/14 スカピン2回目観劇
9/20 ギャッツビー観劇
9/23 雪組DC&ACT・バウ&青年館振り分け発表
9/25 来年ラインナップつーか蘭トム逆転裁判キター!
9/27 月組退団者
10/3 DCポスターなんだありゃ?
・・・かければいいなぁ~~(書くんだよ!)
グレート・ギャツビー
2008年9月20日 月組初演に勝る再演なし。
申し訳ないが、そのフレーズが頭を回って仕方がなかった。
とはいっても、私、初演を実はナマで観てないのですが。
宝塚にハマりたてて、NHKで放送されたのを、ビデオに録画して、相当何回も見ただけなんだけど。
でも、私にとっては、この初演がベストだなぁ。キャスト的にも演出的にも。
序曲がなかったのは、いわゆるミュージカルテイストがなくなったようでつまらなかったし。
「神の目」はどうもくどく感じてしまったし。
一番は、「王子と王女」云々だよね~~~。あれには。はげしくツッコミたい!
あの~~~、恋に恋するお年頃なデイジーはともかく、ギャツビーは確かこの時点で20代になっているはずですよ。いくらなんでも、そりゃ恥ずかしいだろう!
しかし、初演の1990年代に見た1920年代ファッションは昔風に感じたのに、今見ると、意外にイマドキと通じるものがあったのには、ちょっと新鮮でした。
うーん、やはり流行は回るのか。
帰って来て、ちょうどスカステでやっていた初演を、じっくり見てしまった。
今見ると、スゲー豪華メンバーね。
当時はよくわかってなかったけど、純ちゃんやタータンの扱いって、ホントにスゴかったんだ。
チハルの警視総監も、まだ新公学年だったのに、なんたる貫禄!!
車をひっぱるヒモ(というかワイヤーか)が太くて、丸見えなのには、技術の進歩を感じました。今回は全然見えなかったからなぁ。
申し訳ないが、そのフレーズが頭を回って仕方がなかった。
とはいっても、私、初演を実はナマで観てないのですが。
宝塚にハマりたてて、NHKで放送されたのを、ビデオに録画して、相当何回も見ただけなんだけど。
でも、私にとっては、この初演がベストだなぁ。キャスト的にも演出的にも。
序曲がなかったのは、いわゆるミュージカルテイストがなくなったようでつまらなかったし。
「神の目」はどうもくどく感じてしまったし。
一番は、「王子と王女」云々だよね~~~。あれには。はげしくツッコミたい!
あの~~~、恋に恋するお年頃なデイジーはともかく、ギャツビーは確かこの時点で20代になっているはずですよ。いくらなんでも、そりゃ恥ずかしいだろう!
しかし、初演の1990年代に見た1920年代ファッションは昔風に感じたのに、今見ると、意外にイマドキと通じるものがあったのには、ちょっと新鮮でした。
うーん、やはり流行は回るのか。
帰って来て、ちょうどスカステでやっていた初演を、じっくり見てしまった。
今見ると、スゲー豪華メンバーね。
当時はよくわかってなかったけど、純ちゃんやタータンの扱いって、ホントにスゴかったんだ。
チハルの警視総監も、まだ新公学年だったのに、なんたる貫禄!!
車をひっぱるヒモ(というかワイヤーか)が太くて、丸見えなのには、技術の進歩を感じました。今回は全然見えなかったからなぁ。
あああ~~~。
バックデート(某業界用語)で、日記が書けるから、ダイアリーノートを選んだのにな。
きっちり1か月以内までしかさかのぼれなくなっていた・・・。
タイトルだけでも、入れておけばいいんですかね?
とりあえず、9/14にスカピン2回目を観たのですよ。
今回はどういうわけか、2回ともほぼ同じ席が来てしまって、違う視点を楽しめなかったのが悲しい。
でも、かなりのチケ難だったので、仕方ないかな~。
今回は、プログラムで歌詞もきっちり読み込んで行ったら、かなり聞き取れました。
全編ミュージカルって、フツー1回めでは歌詞が聞き取れないんですよね。
「♪マダム・ギロチン」とか、曲はいいんだけど、日本語的にはかなりどうなのよ?という訳も多い。
「シュッ、音がする」なんて、歌として聞いてたらわかんないだろ?
(どっかのブログで読んだ、息子が気に入って毎日「召し上がれ、わらびもち~♪」と歌っているというのは、禿ワロタが)
そうそう、どっかで聞いたことがあると思っていた、ショーヴランの「♪君はどこに」ですが、マリコバウの「イコンの誘惑」で使っていたんですね。・・・イケコorz
うーん、これはもう一度見たいけど、もうチケが手に入らないだろうし、自分のスケジュール的にもキツイ(苦)。
やはりDVD購入しかないか・・・。
バックデート(某業界用語)で、日記が書けるから、ダイアリーノートを選んだのにな。
きっちり1か月以内までしかさかのぼれなくなっていた・・・。
タイトルだけでも、入れておけばいいんですかね?
とりあえず、9/14にスカピン2回目を観たのですよ。
今回はどういうわけか、2回ともほぼ同じ席が来てしまって、違う視点を楽しめなかったのが悲しい。
でも、かなりのチケ難だったので、仕方ないかな~。
今回は、プログラムで歌詞もきっちり読み込んで行ったら、かなり聞き取れました。
全編ミュージカルって、フツー1回めでは歌詞が聞き取れないんですよね。
「♪マダム・ギロチン」とか、曲はいいんだけど、日本語的にはかなりどうなのよ?という訳も多い。
「シュッ、音がする」なんて、歌として聞いてたらわかんないだろ?
(どっかのブログで読んだ、息子が気に入って毎日「召し上がれ、わらびもち~♪」と歌っているというのは、禿ワロタが)
そうそう、どっかで聞いたことがあると思っていた、ショーヴランの「♪君はどこに」ですが、マリコバウの「イコンの誘惑」で使っていたんですね。・・・イケコorz
うーん、これはもう一度見たいけど、もうチケが手に入らないだろうし、自分のスケジュール的にもキツイ(苦)。
やはりDVD購入しかないか・・・。
大劇場遠征2回目@雪組
2008年9月6日 雪組・・・しかし、この二つの作品、タイトルが略しにくいね。
前回は、「君愛」「鏡」という絶妙な略し方があったのにな。
「ソロモン」「マリポーサ」でも話し言葉ではいいんだけど、こうして文章に書くにはいちいち長い。
それはともかく、土日でがっつり4公演制覇してきました~~~~!!
ところどころで睡魔に襲われたのはナイショですが、見れば見るほど、ハマってしまった・・・。
うーん。
なんというか、星組の「スカピン」は観ている時から、「すげー、面白い!これを待っていたのよ~~~」というカンジだったのですが、雪組のこれは観ている時より、終わってからジワジワくる。
久々にリピートし甲斐のある作品に当たったかな。
しかし・・・一般受けするかどうかは、激しく疑問です。
かなり同人風味というか、ヲタ向き素材ですよね。
ダメな人はダメだと思う。
ぼちぼち感想書いていきたいのですが、どうしてもネタバレしてしまいそうで、悩んでいます。
前回は、「君愛」「鏡」という絶妙な略し方があったのにな。
「ソロモン」「マリポーサ」でも話し言葉ではいいんだけど、こうして文章に書くにはいちいち長い。
それはともかく、土日でがっつり4公演制覇してきました~~~~!!
ところどころで睡魔に襲われたのはナイショですが、見れば見るほど、ハマってしまった・・・。
うーん。
なんというか、星組の「スカピン」は観ている時から、「すげー、面白い!これを待っていたのよ~~~」というカンジだったのですが、雪組のこれは観ている時より、終わってからジワジワくる。
久々にリピートし甲斐のある作品に当たったかな。
しかし・・・一般受けするかどうかは、激しく疑問です。
かなり同人風味というか、ヲタ向き素材ですよね。
ダメな人はダメだと思う。
ぼちぼち感想書いていきたいのですが、どうしてもネタバレしてしまいそうで、悩んでいます。
オギーハリー漬@雪組
2008年8月30日 雪組ようやく、雪組大劇場公演に行ってきました。
今回の公演の合言葉は、良くも悪くも、
「オギーはオギー、ハリーはハリー」。
ショーはマジで30分でした。
「タランテラ!」よりも濃密に、オギーワールドが展開されます。
プログラム見ると7場面だけど、場面区切りがはっきりしなくて、いつのまにか流れるように、次の場面に入り込んでいく感じ。
わたしは1階席だったんですけど、このショーはいろんな人が舞台上に常にうごめいているので、1階からだとカブって見えないものが多い。なにより指輪の中の極楽鳥と、海の場面は絶対2階から見たほうがキレイだと思う〜〜〜。
次回はぜひ2階センターから見たいな。
しかし例によって、1度だけでは全然意味がわかりません。
オギーらしく毒が仕込まれているのはわかるんだけど、意図がさっぱりつかめん。
・・・早くCD出してくれぇ。歌詞カードで確認したいことがいっぱいあるぞ。まぁ、テーマソング(なのか?アレ)はパンフレットに書いてあるけどさ〜〜〜。
そして、芝居。
・・・こ、これはバウホールでやるべきでは???
話はハードボイルドでカッコいいのですが、舞台上に数人しか人がいないことが多く、常にスカスカ感がある。
80人使う芝居じゃないだろ〜〜〜?15人でも多いかも。
南米の「とある小国」が舞台なんですけど、某史実を題材にしているので、その流れを把握していないと、1度ではストーリーが追い切れないかも。
ホントはこういうの反則だと思うんですけどね〜〜〜。
これから見られる方は「ル・サンク」読んで行かれるか、手軽にウィキで「キューバ革命」「フルヘンシオ・バティスタ」の項目を検索して行かれることをお勧めします。
・・・時間とお金を無駄にしたくなかったら、ぜひ!
ミズとなラブラブを楽しみたい方にはイマイチな作品だとは思いますが、ミズユミらぶらぶを待っていた方にはサイコーですよ。
しかし、娘役ファン・下級生ファンにはある意味試練の公演です。実は「君愛」って傑作だったのかも、とウッカリ思いそうになります。イヤ、マジで。
そして、フィナーレは・・・(絶句)。あのぅ、フィナーレだけ、誰かに代わってもらえなかったのでしょうか???
なぜに、あんなにつまらな・・・ゲフンゲフン。
つか、草野もビックリの色彩感覚なんですけど〜〜〜。
変則パレードにも疑問が残るし。
芝居1時間半のあと、もう一度「ソロモンの指輪」ってわけには・・・いかないですか、やっぱりorz
今回の公演の合言葉は、良くも悪くも、
「オギーはオギー、ハリーはハリー」。
ショーはマジで30分でした。
「タランテラ!」よりも濃密に、オギーワールドが展開されます。
プログラム見ると7場面だけど、場面区切りがはっきりしなくて、いつのまにか流れるように、次の場面に入り込んでいく感じ。
わたしは1階席だったんですけど、このショーはいろんな人が舞台上に常にうごめいているので、1階からだとカブって見えないものが多い。なにより指輪の中の極楽鳥と、海の場面は絶対2階から見たほうがキレイだと思う〜〜〜。
次回はぜひ2階センターから見たいな。
しかし例によって、1度だけでは全然意味がわかりません。
オギーらしく毒が仕込まれているのはわかるんだけど、意図がさっぱりつかめん。
・・・早くCD出してくれぇ。歌詞カードで確認したいことがいっぱいあるぞ。まぁ、テーマソング(なのか?アレ)はパンフレットに書いてあるけどさ〜〜〜。
そして、芝居。
・・・こ、これはバウホールでやるべきでは???
話はハードボイルドでカッコいいのですが、舞台上に数人しか人がいないことが多く、常にスカスカ感がある。
80人使う芝居じゃないだろ〜〜〜?15人でも多いかも。
南米の「とある小国」が舞台なんですけど、某史実を題材にしているので、その流れを把握していないと、1度ではストーリーが追い切れないかも。
ホントはこういうの反則だと思うんですけどね〜〜〜。
これから見られる方は「ル・サンク」読んで行かれるか、手軽にウィキで「キューバ革命」「フルヘンシオ・バティスタ」の項目を検索して行かれることをお勧めします。
・・・時間とお金を無駄にしたくなかったら、ぜひ!
ミズとなラブラブを楽しみたい方にはイマイチな作品だとは思いますが、ミズユミらぶらぶを待っていた方にはサイコーですよ。
しかし、娘役ファン・下級生ファンにはある意味試練の公演です。実は「君愛」って傑作だったのかも、とウッカリ思いそうになります。イヤ、マジで。
そして、フィナーレは・・・(絶句)。あのぅ、フィナーレだけ、誰かに代わってもらえなかったのでしょうか???
なぜに、あんなにつまらな・・・ゲフンゲフン。
つか、草野もビックリの色彩感覚なんですけど〜〜〜。
変則パレードにも疑問が残るし。
芝居1時間半のあと、もう一度「ソロモンの指輪」ってわけには・・・いかないですか、やっぱりorz
あぁ、さぼっていた分のイロイロが全然書けてないというのに、新しい情報が山のように。
すんごい勢いで整理させていただくと!!
来年前半・・・と思ったら、3か月だけ?ラインナップ、だった。
<大劇場&東京公演>
花:ペ・・・発表済み
星:けーこたん芝居に大介ショー。
ショーのタイトルから、退団公演の可能性も有。
雪:石田日本物ショーに理事降臨、谷「怪傑ゾロ」はどうやら降臨無。
少なくとも、退団公演ではありえなす。
今もっとも愛してやまない星組と雪組なのに・・・orz。
とりあえず、公演期間が短くなってよかった、と思おう、ムリクリ。
あ、星は短くなっちゃマズイんだ。。。
<宙中日>
「外伝ベルばら・アンドレ編」と中村Bショー。
外伝はこれで打ち止めだそうで、あれ、三部作じゃなかったのか?・・・イヤ、ジェローデル編で打ち止めて下さっても結構ですから。(もうアラン編のお稽古してるって)
だいたい、アンドレは異例だったけど「アンドレ編」があるくらいだから、スピンオフである外伝の主人公としては変なんじゃないか?
革命前日に死ぬから、ナポレオン暗殺にも参加できませんぜ?
・・・かなりウメオスカルの可能性がありますね。植爺、何が何でも娘役にオスカルやらせたいのかなぁ?
<雪カラマゾフの兄弟・一部配役決定>
ドミートリー(長男)=水 夏希
グルーシェニカ(ドミートリーとフョードルが争う娘)=白羽 ゆり
フョードル(ドミートリーたちの父)=未来 優希
イワン(次男)=彩吹 真央
スメルジャコフ(フョードルの隠し子)=彩那 音
アレクセイ(三男)=沙央 くらま
カテリーナ(ドミートリーの婚約者)=大月 さゆ
まだ原作未読のため、何も言えません。
<カラマゾフの裏=キムバウ&青年館>
こだまっちキター!!原作・新堂冬樹「忘れ雪」(角川書店)
桜木一希=音月 桂
橘 深雪=舞羽 美海
鳴海昌明=凰稀 かなめ
ミミちゃん、強烈プッシュですな〜。
しかし、この人選だと、キタロウはどっちになるのか???
すんごい勢いで整理させていただくと!!
来年前半・・・と思ったら、3か月だけ?ラインナップ、だった。
<大劇場&東京公演>
花:ペ・・・発表済み
星:けーこたん芝居に大介ショー。
ショーのタイトルから、退団公演の可能性も有。
雪:石田日本物ショーに理事降臨、谷「怪傑ゾロ」はどうやら降臨無。
少なくとも、退団公演ではありえなす。
今もっとも愛してやまない星組と雪組なのに・・・orz。
とりあえず、公演期間が短くなってよかった、と思おう、ムリクリ。
あ、星は短くなっちゃマズイんだ。。。
<宙中日>
「外伝ベルばら・アンドレ編」と中村Bショー。
外伝はこれで打ち止めだそうで、あれ、三部作じゃなかったのか?・・・イヤ、ジェローデル編で打ち止めて下さっても結構ですから。(もうアラン編のお稽古してるって)
だいたい、アンドレは異例だったけど「アンドレ編」があるくらいだから、スピンオフである外伝の主人公としては変なんじゃないか?
革命前日に死ぬから、ナポレオン暗殺にも参加できませんぜ?
・・・かなりウメオスカルの可能性がありますね。植爺、何が何でも娘役にオスカルやらせたいのかなぁ?
<雪カラマゾフの兄弟・一部配役決定>
ドミートリー(長男)=水 夏希
グルーシェニカ(ドミートリーとフョードルが争う娘)=白羽 ゆり
フョードル(ドミートリーたちの父)=未来 優希
イワン(次男)=彩吹 真央
スメルジャコフ(フョードルの隠し子)=彩那 音
アレクセイ(三男)=沙央 くらま
カテリーナ(ドミートリーの婚約者)=大月 さゆ
まだ原作未読のため、何も言えません。
<カラマゾフの裏=キムバウ&青年館>
こだまっちキター!!原作・新堂冬樹「忘れ雪」(角川書店)
桜木一希=音月 桂
橘 深雪=舞羽 美海
鳴海昌明=凰稀 かなめ
ミミちゃん、強烈プッシュですな〜。
しかし、この人選だと、キタロウはどっちになるのか???
明石屋さんちゃんねる
2008年8月27日 雪組結構危惧していたんだけど、こういった宝塚紹介番組では、今までになくマトモな出来だったのでは?
というか、フツーに番組として面白かったよ。
一般の人が、なんとな〜く、しかし結構強固に思っている「宝塚ってすっげー特殊な世界なんでしょ?」という思い込みを崩してもらえるような取り上げ方だったと思います。
・・・でも、ファンになればなるほど、やっぱり特殊な世界だということに気が付きますが(爆)。
やはり、数人のスターさんがテレビのスタジオに行って番組を収録するというのは、いわばアウェーの状態。
今回は、逆に劇場や稽古場に来てもらって、組子も出演という状態だったから、完全ホーム状態。
なので、皆リラックスして、いい雰囲気を出せたのかな〜と思いました。
・・・しかし、M-1で研究を怠らないという未沙のえるさま、おさすがでございます。
あの「間」の取り方の上手さのヒミツはそんなところにあったんですね(笑)。
というか、フツーに番組として面白かったよ。
一般の人が、なんとな〜く、しかし結構強固に思っている「宝塚ってすっげー特殊な世界なんでしょ?」という思い込みを崩してもらえるような取り上げ方だったと思います。
・・・でも、ファンになればなるほど、やっぱり特殊な世界だということに気が付きますが(爆)。
やはり、数人のスターさんがテレビのスタジオに行って番組を収録するというのは、いわばアウェーの状態。
今回は、逆に劇場や稽古場に来てもらって、組子も出演という状態だったから、完全ホーム状態。
なので、皆リラックスして、いい雰囲気を出せたのかな〜と思いました。
・・・しかし、M-1で研究を怠らないという未沙のえるさま、おさすがでございます。
あの「間」の取り方の上手さのヒミツはそんなところにあったんですね(笑)。
いきなりですが、お勧め本です。
イロイロ他の方の「スカピン」の感想を検索していたら、
「そもそも、国が違うのに、なんでイギリス貴族のパーシーがフランス貴族を助けるのかが、わからない」
という疑問にぶつかったのです。
あぁ、そうか・・・。
そこにひっかかっちゃうと楽しめないよねぇ〜。
そんなわけで、わたしが「スカピン」見ながら、
「あぁ、あの本読んでいてよかった」
と思った本をご紹介。
集英社新書『英仏百年戦争』佐藤賢一(税抜680円)
えー、宝塚ファンには悪名高き「傭兵ピエール」の原作者です。
・・・しかしですね、この方は、もともと歴史学者のタマゴ。
非常に綿密に史実を調べ、それを元に小説を書いているのです。めちゃめちゃ現実的に中世ヨーロッパの戦乱描いたら、虐殺・略奪・強姦、なんでもありですって!!
なので、「傭兵ピエール」が下品だとか、宝塚向きじゃないとか、そういうご批判は、アタリマエ。
だからあの作品の諸悪の根源は、すーべーて石田昌也(敬称略)にあるのです。
それはともかく、これは小説ではありません。いわゆる「概説書」ってヤツですかね。
でも文章は読みやすく、そんなにお勉強モードの本ではありません。
で、なんで百年戦争なのに、ずっと後の時代の「スカピン」にお勧めなのかといいますと。
ものすごく乱暴に要約すると「イギリス貴族のルーツはフランスにある」ということが書かれているからです。
・・・そう、遠い親戚なんですよ。
もし自分の先祖が、イングランドに渡ってきてなかったら、フランス革命で処刑されていくのは、自分だったかもしれないんですよ。
もちろん、もっと近い世代で、結婚によって親戚になっている間柄の人もいっぱいいるんでしょうけれど。
(ドゥ・トゥルネー伯爵夫人@万理柚美は、なんとなくイギリスから嫁に行ったっぽかった)
根底のところで、貴族同士は国が違っても同種の人間だという感覚があるんだと思います。
だから、パーシーは命をかけて危険な活動を行う。
プリンス・オブ・ウェールズも(お笑いになっちゃってるけど)、「スカピン」の活動に賛同する。政治的には、全権大使であるショーヴランを大事にして、「スカピン」を捕まえる協力をしなくちゃいけないのかもしれないけど、その面前で「スカピン」をほめたたえる。ショーヴランは、彼にとって同種の人間ではない。
なかなか、日本人には想像がつきづらい感覚だとは思いますが。
同じ島国でもイギリスは違うなぁ〜〜〜。
ま、そのほか宝塚ファンではなくても、『エル・アルコン−王城−』(青池保子)をお読みの方、ナヘラの戦いに至るまでの裏がわかってオススメです。
ついでに、ギルダ@「エル・アルコン−鷹−」の島(原作では「ウエサン島」ではなく名無し)の比定地もなんとなく、考えられたりして。
・・・歴史ヲタのたわごとでした。
イロイロ他の方の「スカピン」の感想を検索していたら、
「そもそも、国が違うのに、なんでイギリス貴族のパーシーがフランス貴族を助けるのかが、わからない」
という疑問にぶつかったのです。
あぁ、そうか・・・。
そこにひっかかっちゃうと楽しめないよねぇ〜。
そんなわけで、わたしが「スカピン」見ながら、
「あぁ、あの本読んでいてよかった」
と思った本をご紹介。
集英社新書『英仏百年戦争』佐藤賢一(税抜680円)
えー、宝塚ファンには悪名高き「傭兵ピエール」の原作者です。
・・・しかしですね、この方は、もともと歴史学者のタマゴ。
非常に綿密に史実を調べ、それを元に小説を書いているのです。めちゃめちゃ現実的に中世ヨーロッパの戦乱描いたら、虐殺・略奪・強姦、なんでもありですって!!
なので、「傭兵ピエール」が下品だとか、宝塚向きじゃないとか、そういうご批判は、アタリマエ。
だからあの作品の諸悪の根源は、すーべーて石田昌也(敬称略)にあるのです。
それはともかく、これは小説ではありません。いわゆる「概説書」ってヤツですかね。
でも文章は読みやすく、そんなにお勉強モードの本ではありません。
で、なんで百年戦争なのに、ずっと後の時代の「スカピン」にお勧めなのかといいますと。
ものすごく乱暴に要約すると「イギリス貴族のルーツはフランスにある」ということが書かれているからです。
・・・そう、遠い親戚なんですよ。
もし自分の先祖が、イングランドに渡ってきてなかったら、フランス革命で処刑されていくのは、自分だったかもしれないんですよ。
もちろん、もっと近い世代で、結婚によって親戚になっている間柄の人もいっぱいいるんでしょうけれど。
(ドゥ・トゥルネー伯爵夫人@万理柚美は、なんとなくイギリスから嫁に行ったっぽかった)
根底のところで、貴族同士は国が違っても同種の人間だという感覚があるんだと思います。
だから、パーシーは命をかけて危険な活動を行う。
プリンス・オブ・ウェールズも(お笑いになっちゃってるけど)、「スカピン」の活動に賛同する。政治的には、全権大使であるショーヴランを大事にして、「スカピン」を捕まえる協力をしなくちゃいけないのかもしれないけど、その面前で「スカピン」をほめたたえる。ショーヴランは、彼にとって同種の人間ではない。
なかなか、日本人には想像がつきづらい感覚だとは思いますが。
同じ島国でもイギリスは違うなぁ〜〜〜。
ま、そのほか宝塚ファンではなくても、『エル・アルコン−王城−』(青池保子)をお読みの方、ナヘラの戦いに至るまでの裏がわかってオススメです。
ついでに、ギルダ@「エル・アルコン−鷹−」の島(原作では「ウエサン島」ではなく名無し)の比定地もなんとなく、考えられたりして。
・・・歴史ヲタのたわごとでした。