その1はポスターメンバー、と思ったら、まゆみ姐さんは違いましたね。えーと、要は通し役の方々ってことで。
でも、実は「大審問官」の後ろでワルツ踊っている貴族に、ハマコさんとひろみちゃんがいたんですよねw

では、その他の皆様です。

ホフラコーワ夫人: 天勢 いづる
 エキセントリックな上流婦人、というのは、いづるんに似合いますね。君愛で少々えーっと思ったママ役も板についてきて。
 その他の役では、ひときわ目立つ細さで踊るモークロエのジプシーが印象的でした。

マルファ: 麻樹 ゆめみ
 稽古場レポートで「普通と言ったら、私でしょ」と言っていただけあって、ホントに普通のヒトでした。でもダンナは若干ヤバめですぜ。
 セットを出入りするときのスカートさばきがキレイなのが印象的でした。
 そしてモークロエやフィナーレでのソロはスバラシス。安定感のあるいい声ですよね~。

アデライーダ: 森咲 かぐや
 ママ、素敵~~~。牢獄でのミーチャとのデュエットが、お気に入りでした。
 あとホフラコーワ家のメイドさんも可愛い。モークロエでのジプシーも、さすがダンサー!

リザヴェータ :涼花 リサ
 これまた難しい役なのに、ぴったりハマっていた。人形のように踊る2幕のスメルジャコフの回想場面が大好きでした。
 そして、何といってもカワユスなのがホフラコーワ家のメイドさんですよ!1回目のモークロエではジプシーとして踊っていますが、2回目では幻想で出てこなくちゃいけないので、見られなくて残念!

裁判官/サムソーノフ: 谷 みずせ
 裁判官はともかくとして、雪組が誇る美形男役に「あのサムソーノフのごうつく爺ぃ」(byフョードル)ですか?ヨシマサもなんつー役を振るんだと思いましたが、意外にもハマっていました。というか、この人なまじキレイなだけに、イヤミなセリフを言わせると、ホントにイヤミったらしく聞こえるんだよね。
 しかしメインの役よりも何より印象的なのは、最後の流刑者なんだが(爆)。実はあの裁判の関係者(弁護士・検事・刑事・証人二人・市民二人)がこぞってシベリアに連れて行かれているのだが(違)、どうしても裁判官だけに目が行くのは・・・帽子かぶってないからですかね?見送りがいないからですかね?ミズさんのすぐ後ろでぼーっとしているからですかね?

フェチュコヴィチ: 衣咲 真音
 退団者。見せ場がもらえて良かったね~。
 原作は有名弁護士なのに、仕事がないちょっとおっちょこちょいな弁護士に変えたところが、ヨシマサの愛だと思う。牢獄でのアドリブ、可愛かったです。
 そして裁判、ミーチャが不利な証言を認めていくところ、実は「あわわわわ」とすごいあせっているんだよね。演技派だわ~~~。ホント、これからもっといい脇役者になりそうだったのに、モッタイナス。

フェーニャ: 早花 まこ
 カ~ワ~ユ~ス~。マリポサのつんとした大学教官も良かったけど、やっぱりきゃびぃちゃんは、こういう可愛い系がお似合い。

ムシャロヴィチ: 大凪 真生
 カッコつけて登場→主役と決闘→情けない正体バレバレ、という一連の流れが速すぎて笑えた。
 原作では確か小柄なポーランド人だったようだが、ミズさんよりデk(しーっ)
 1幕のとなみちゃんのソロの回想で一瞬出る時のセリフが、何度聞いても「チミの存在はボクには重すぎる」って聞こえちゃったw

グレゴリー: 紫友 みれい
 リサリサを看取った後、速攻で後ろを向きヒゲ装着する技がスゴス。あとミーチャに殴打された時の倒れっぷりもスゴス。
 どうしても彼の存在で、この話が「男版・家政婦は見た!」になってしまうと思うのはわたしだけ?

マリア: 花夏 ゆりん
 スメルジャコフに憧れる少女。原作では隣の家だったが、これでは同じカラマーゾフ家で働いているらすぃ。
 せっかく可愛いんだから、あんな男はヤメナサイ!全然キミの話を聞いていないぞ、あの男は。全く眼中にも入っていないぞ。真正○モだから!(ヲイ)

スネギリョフ: 愛輝 ゆま
 赤坂ACTでは三日間休演しちゃって、残念でした。でも、復活できて本当に良かった。
 最初観た時はビックリしたものすごいあごひげ&猫背で情けない役作り、すごく上手かったんだもの!!
 大審問官に襲われる貴族も、毎回アドリブ変えていて素晴らしかったですね。
お疲れ様でした。無事に大阪には行けたかな?(ACT千秋楽のアドリブが「明日には大阪だなぁ」だったので)

イツポリート :桜寿 ひらり
 退団者。ミーチャを追い詰める検事。さすがに原作ほど書き込まれていないのですが、頑張って役作りしていましたね。裁判の最後、刑事と握手して、勝利のガッツポーズ。となみちゃんの絶叫の中、呵呵大笑しているのが、すごかった。

長くなったので、いったん切ります。
千秋楽終わってから書くのろまなアテクシを許して下さいね。

今回は、本当に全員ハマり役だったなぁ。
原作つきなのに、まるであてがきのようにピッタリはまっていた。
スバラスィキャスティングでした。ヨシマサGJ!(超上から目線)

それでは、まずはポスターメンバーの感想を。

ドミートリー・カラマーゾフ:水 夏希
 登場したと思ったらいきなり父親を殴り倒し「今日はこのくらいにしといたるわ!」(なぜか関西弁でしか脳内再現できない)、ドセンで「(父親を)殺してやる!」と叫び、フィナーレナンバーは「邪魔する奴は許さない」のフレーズ。
 やっていることは、完全悪役の乱暴者。しかも単細胞。なのに何故こんなにカッコヨスなのか。
 バサバサロン毛に開襟軍服(軍服の本来の意図からするとありえねぇw)という少女マンガの乙女心わしづかみヴィジュアルもさることながら、なんといっても最後の不精ひげに箱根寄木細工&ミッキー柄衣装(よく見ると四角なのでミッキーじゃないんだけど)もサマになるところが、本当にミズ先輩、男前でごじゃります。・・・つか、ホントに女???
 
グルーシェニカ:白羽 ゆり
 カラマーゾフ親子をいいように手玉にとる悪女だが、実は情に熱く・・・。よく原作のしおりみたいのには「娼婦」と説明されているんだけど、ちゃんと読むと彼女って娼婦じゃぁないよなぁ?
 一皮むけましたね。女対決の後の高笑いといい、「彼、アタシに夢中よ!」のところのいやらしさといい、下品なのに宝塚の一線を守った色気を見せてくれて、ナニこのすごい成長ぶりは?と思ったら、退団発表orz。そう、宝塚はそういう世界です。それが正しい!と良く分かっているものの、寂しさが込み上げます。
 1幕のソロ、DC初日付近は高音が出てなくて、キツかったのが、ACT千秋楽には完全に歌いこなしていたので、感動しました。

             *~*~*
イワンの幻覚: 五峰 亜季
 最初観たときは、正直専科を呼ばなくても、組子の誰かで出来ないか?と思った役でした。しかし、赤坂ACTから増えた裁判シーンのイワンとのKISS!!これはやはりまゆみ姐さんでないと~~~ですね。
 ラインナップ時の小芝居で、カーチャとイワンと3人でからんでいるのが、いつも楽しそうでした。

フョードル・カラマーゾフ: 未来 優希
 いやもう、ホントにエロオヤジにしか見えなくて。となみちゃんとのからみは、いつホントにドレス脱がしちゃうかとハラハラしました。ずっと首をなでているので、首フェチなんでしょうか?(ヲイ!)リサリサ襲うところも、かなりスミレコードぶっちぎりのヤバさですよね。
 フィナーレで爽やかに?美声を披露してくださっているのが、役柄との乖離が激しく笑えました。スミマセン。あと、1幕のラストで、バタンと倒れるのがひそかにツボでした。

イワン・カラマーゾフ: 彩吹 真央
 理論家で無神論者。なぜか革命運動を行っている。というか、アレで革命できるのか?という問題はさておき、超上から目線で「人民を助けてやる」と思っていたのが、足元すくわれて、狂ってしまうというのが、妙にハマっていた。
 そしてスメルジャコフの愛にまーったく気がついてないところが笑えた。まゆみ姐さんについても、最後の最後で「いつもいつも俺を惑わすおまえはいったい何者だ?」って、今まで何だと思っていたんだ?アンタ普通に会話してたじゃん。原作では、最後の最後に登場するけど、この舞台では最初からいつも一緒だったYO!
 狂った後、子犬のように震えているのが、カ~ワ~ユ~ス~!!あの舞台写真、キャトルで売り切れだったんですけど~。欲しいので、注文してしまおうかしら。
 芝居の余韻を台無しにするフィナーレですが、イワン的にはあれで救われますよね。

スメルジャコフ: 彩那 音
 とにかく気持ち悪いキャラ。いつの間にか、演技力が向上していてビックリだ。このレベルで今、エルマーを観たいぞ。
 イワン様LOVE度MAXな演技が面白くて、最初のカラマーゾフ家では、ほぼひろみちゃんにオペラロックオンしていた日もありました。だって、イワン様登場した途端、目がハートになっているんだもん。(ちなみに他の使用人たちは、アリョーシャは歓迎、イワンには冷ややか、フョードルには超イヤそうな反応です)
 そんな愛をささげたイワン様に拒絶される場面、会話が全然噛み合わずに鬼気迫っていくのが、とにかくすごかった。(イヤ、あの噛み合わなささはヨシマサの脚本がピーなのかとも思ったんだが)
 フィナーレのソロの場面、どういうわけかいつも歌い出しがマイクに入らない気がしたのだが・・・。

アレクセイ・カラマーゾフ: 沙央 くらま
 アクの強い親父&兄たち、およびその周辺の女性たち、皆から可愛がられる弟くん。明るくてまっすぐなコマちゃんによく合っていたと思います。
 しかし、フィナーレナンバーが「大審問官」になるのは如何なものか???ニコニコと嬉しげに歌うもんだから、また違和感がw。

カテリーナ・イワーノヴナ :大月 さゆ
 気位の高いお嬢様。金髪ストレートがお似合い。となみとの女バトルはが、頑張ったね!この人が演じた中では、今までで一番、好きな役かもしれん。
 ただ、惜しむらくはこの人、フツーのヒトなんだよね。過剰な人々が多い中、そこまでの異常さが感じられず、最後の行動は少々腑に落ちなかった。
 まぁ、彼女に関してはかなりエピソードをはしょられてしまっているので、出てくるたびに行動が唐突で、理解しづらいキャラになっているのもあるんだけれどね。

その他の人々については、続きます。

カチャザベート

2009年1月15日 月組
驚愕!!

雪組千秋楽の余韻が冷めやらぬうちに、何さらす~~~~!!


2009/01/15

月組公演『エリザベート』 エリザベート役について
5月22日~6月22日:宝塚大劇場、7月10日~8月9日:東京宝塚劇場において、『エリザベート』-愛と死の輪舞(ロンド)-[潤色・演出/小池修一郎]を月組により上演致しますが、この程、ヒロイン・エリザベート役が決定致しましたので、お知らせいたします。
尚、その他の配役につきましては、決定次第お知らせいたします。

エリザベート役 ・・・ 凪七瑠海(宙組)

※凪七は月組公演『エリザベート』に特別出演のため、4月17日~5月18日:宝塚大劇場、6月5日~7月5日:東京宝塚劇場における宙組公演には出演致しません。


えーと。
娘役転向、ではないんですね?
そして、組替え、でもないんですね?

でもって、カチャは89期だから、この4月から研7ですよね?
つまり、新公最高学年ってことですよね?
で、いままで主演経験はありませんよね?

・・・わからん。
劇団の考えがさーっぱりわからん。

いっそ、そんなら全組オーディションで、全組から特出で特別公演『エリザベート』やれっつの。
場所は梅芸でも借りて。
それなら、組にとらわれずに、適材適所のキャストで最高の公演が出来るだろうさ。

・・・すでに宝塚ではないと思うけどね。
あぁ、とうとう千秋楽。

本当にいい公演でしたね。
あ、さんざん変なツッコミ入れてましたけど、この作品は「宝塚として」は傑作だったと思っています。
引き合いに出すのはナンですが、『マリポーサの花』は通常舞台作品としてはそこまで悪くはないと思いますが、「宝塚として」は大駄作です。

ちょっと疲れてしまって、あまり長く書けないのですが。
とにかく、楽のカーテンコールがすごかった。
ミズさんのご挨拶がいつもに増して、熱くて熱くて。
そして退団者二人への配慮があったかくて、優しくて。

「ソロ/マリ」の楽でも思ったけど、ミズさん、本当にいい「上司」だよね。
この人の下でやれてよかった、これからもやっていきたいっていう組子は多いだろうなぁ。

楽の出は、正面玄関でした。
退団のお二人は袴姿でちゃんとお花を持って登場。
そうそう、フィナーレでも衣装に白い花付けていたんだよね。
大劇場退団じゃないのに、そこまで配慮してもらえたんだなぁと思って、しみじみしました。

アゴヒゲヲチ

2009年1月13日 雪組
そろそろキャスト別感想でも書こうかと思っていたら、もう明日が千秋楽じゃん!!
早いな~、9日間ってのは。

ところで、最近、よく行くカフェでついついしてしまうのが、店員さんのアゴヒゲヲチ・・・。
いや、どういうわけかその店、わりとイケメンのお兄さんのアゴヒゲ率が高いのです。
今まではあまり気にもしていなかったのですが、カラマーゾフを見て以来、あの、あまりにも自然なミズさんのアゴヒゲに驚愕し、ホンモノの男性のアゴヒゲはどうなっているのか???とついつい観察してしまう日々が続いています。
レジを打つ店員さんのモミアゲからアゴのラインをいつも注視。
うーん、やっぱりミズさんのアゴヒゲはスゴイ!と再確認するアヤシイわたし。

というわけで、キャスト別感想は後日改めて(ヲイ!)。

ゴマちゃん復活

2009年1月12日 雪組
だったそうですね。イヤ、観てないんですけど。

あごひげスネギリョフがお気に入りだったので、再び見られそうで、嬉しいです。
代役さんも頑張っていたんだけど・・・あの役はやはりヒゲがないと!!
でも、鼻の下のヒゲはともかく、あごひげは顔の形が合わないとおかしいよね。
急な代役は大変です。


なんか変な感想ばかり書いておりますが。

この作品、大道具もツボなんですよ。
もう、いかにもサイトーってカンジで。
特にあのおうちのセットね。カラマーゾフ邸にも、ホフラコーワ家(だよね?)にも、ミーチャのいる宿屋?にも、酒場にも、裁判所にもなる汎用性の高いヤツ。
階段がついていて、2階が使える。
もう吉正芝居に、2階は欠かせないからね!
(「血と砂」で、兄のベッドシーンを2階からのぞき見る弟が忘れられない・・・)

汎用性が高く作られているのはいいんですが、DCでもACTでも、大道具さんが結構モロ見えで、苦労して壁を開けたり、セットを回転させたりしていらっしゃいます。
・・・もう少し何とか、見えないようにできなかったのか?
せめて見えそうな部分は、生徒が担当するとか。
テーブルや椅子は、生徒が片付ける時と、大道具さんの時とあるんですけど、いくら暗くても、見えるんですよね~~~。

しかも、今回は窓が重要ポイントで。
なのに、初日、上手と下手の袖から、セットが出てきても、うまく合体できず・・・窓、真ん中スキマがあります。
このままでは、窓をノックする人が中から見えますよ。それでは、芝居台無しじゃ~ん、とハラハラしていたら、明るい中、じわりじわりと寄っていく窓!!
・・・面白すぎました。
すいません、最近はほとんど失敗ないみたいですけど。

その他、女たちと遊ぶエロ親父・フョードル(ハマコさん)が、暗転したとたん、自分が座っていた椅子を片付けていくのもツボでした。
意外にマメですね(笑)。

いや、今日は実は月組さん観に行ったんですけど。
毎日カラマっていたせいか、日本王朝物のテンションの低さに驚いたわ。
恋人取られた男が出てくるのは一緒なのに、「お前を殺す!」とか言い出さないんだねぇ。
いやぁ、ロシア人に比べると、日本人って穏やかだね。(そういう問題か?)

・・・というより、カラマーゾフが異常です。
というか、ミーチャがアホすぎます。
親父を殺せば、永遠の幸せが手に入るとか言っちゃって・・・親殺したら、フツーその瞬間に人生終わるって。
あれじゃ、昨今のキレる若者の衝動殺人と一緒だろ!
なのに、なぜあんなにカッコいいのか・・・反則だ。

そんな楽しいカラマーゾフの世界。
だいぶ慣れてきたけど、最初の頃は空耳アワーばっかりでした。
一番は「衝動」だってのはすでに書きましたが、その他にもいっぱいある。

まずはロシア語の問題。
主人公ドミートリーの愛称が、「ミーチャ」。
これが「兄ちゃん」に聞こえるんだな~。弟であるイワンやアリョーシャが言うから、「なんかずいぶんくだけた言い方するな」とは思っても、結構つじつまがあってしまうからおそろすぃ。
父親も長男のことを「兄ちゃん」と呼ぶといわれれば、そうだし。

あと、衝動殺人のキッカケになる「チェルマーシニャ」。
これがね~「チェルマーシニャの屋敷」というフレーズで出てくるもんだから、すっかり「チェルマー市にある屋敷」なんだと思ってました。アレ?確か原作ではもっと長くて覚えにくい名前だったような???と思ってよく考えたら、違ったよ。

そして、さすがに原作読んでいる人は大丈夫だったけど、「モークロエ」。
これまた「どこへ行こう?」と聞かれて「モークロへ」と答えるので、ぴったり平仄があってしまう。プログラムを見て気づいたそうです(友人談)。
ロシア語は馴染みがないから難しいね。

で、友人に教えてもらった最高傑作の空耳アワーがこれ!
カラマーゾフ家での家族再会の歌。次々に歌い継いで、最後全員で
「今、カラマーゾフがつどう!」

「今、カラマーゾフがSMAP!」
・・・ちょうどオヤジ入れて5人いますしね(はぁ?)。
劇場の入り口に張り紙をしてあったそうなんですが、今日はあまりの寒さに周囲には目もくれずに入ってしまったので、舞台が始まるまで、全然気が付きませんでした。

しかも、冒頭の裁判シーンはオペラガン見してて、一人いないことなど、まーったく気付かず。(ごめんなさい)

アデライーダと駆け落ちするある男は、「あれ?なんか顔違う?」とは思ったものの、もともと暗い場面で一瞬なので、ここでも気付かず。

ようやくスネギリョフ登場で気づきましたよ。
あごひげがない~~~!!
代役は朝風れいちゃんでした。
・・・若いじゃん!ドミートリーが爺呼ばわりしてるけど、アンタより若いから!
白髪多いけど、たぶん苦労したんだね(ホロリ)。

大審問官にやられる貴族は、冴輝ちはやくん。

酔っ払いは、凛城きらちゃんでした。

結局、ある男とモークロエのジプシー男・流刑者の代役が誰だったのか、把握できず。スミマセン。
裁判はスネギリョフなしで、進行したってことでいいんですよね?

うーん、風邪かインフルエンザか。
明日には復活できるといいですね。
他の皆さんも、千秋楽までお大事に。

だってのは、わかっているんですけどねぇ(笑)。

☆どうしてアリョーシャ(コマ)は、原告側に立っているの?
・・・イヤ、宝塚的にはあそこに並ばせないといけないのは、重々わかってます。
でも、ヘンだよねぇ?センターの裁判官(たにやん)はさんで、左右に被告側証人がいるのって。

☆ちなみに、最初の裁判の場面では、グレゴリー(おふじ)は包帯を巻いていません。そして、リーズ(あゆっち)が立って踊っています!!

☆死んでいるリザヴェータ(リサリサ)、何ももたれかかってないのに、上半身が起きています。・・・死後硬直にしても、ありえねぇ。

あぁ、それにしても、この公演面白すぎます。ツッコミどころが多すぎて!!
昨日に引き続き、今日も観劇(バカ)。
そしたら、自分の間違いに気づいた。

☆「アグラフェーナ」呼びは、スネギリョフもフェチュコヴィチもしていたわ。すんません。あと一人誰かいたんだけどな~、思い出せん。(スメルジャコフでした。1/8追記)

☆ムシャロヴィチ(しゅうくん)のセリフは「俺も軍人だ。何かと口も利く」でした。でも、日本語としてオカシイのはオカシイYO!

さらに観ていて思い出した日本語ツッコミ。

☆冒頭の使用人たちの時代背景説明ソング(笑)。「貴族は多額で土地貸付け」って・・・そこは「高利で」だろう!百歩譲って「高額で」だ。

☆スネギリョフの「フョードル様は申してございます」も敬語がめちゃくちゃだぞ。「申しておられます」じゃないのか。まぁ、ドミートリーを騙してサインさせなきゃいけないからね、挙動不審になってたもんね。口も回らなかったんだね。わかります。(ヲイ)

初回観劇時、「正義戦隊ダイシンモンカン」の余りのインパクトに記憶からふっとんでいたが、1幕のイワンとスメルジャコフの「裁け!この世界を」のナンバーも、めちゃくちゃアニソン系。
「新しい日差し(だっけ?)が名もなき英雄を照らし出す」って、どこかで聞いたことがあるようなないような(苦笑)。
(以下1/8追記)
「新たな日差し」だったように聞こえました。
あとスメルジャコフのパートの「裁け、今日の憂鬱、迎えよ、明日の微笑み」ってのが、どうも「ギャバン!あばよ涙、ギャバン!よろしく勇気」を思い出して困るのは、私だけですか、そうですか(自己完結)。

本年初宝塚でございます。
初雪組にして、初サイトー。
そして、初赤坂ACT(建て替え後)。

こいつは春から縁起がいいわぇ(そうか?)

DC初日付近以来、久しぶりに見た「カラマーゾフの兄弟」は・・・さらにパワーアップして、過剰に、過激になっていました・・・。
出演者の皆さんのテンションの高さに、ビックリ。
・・・大丈夫ですか???楽まで9日間ぶっ通しですが、もちますか?
ってなくらいです。楽が今から楽しみ=おそろすぃ。

そうそう、DCの時から気になっていたセリフがあるんですが、ACTに来てもやっぱりそのままだった。サイトー・・・orz。

☆「アグラフェーナ・アレクサンドロヴナ・・・俺はグルーシェニカと呼んだ!」
って、ドミートリー(ミズさん)は情熱的に独白してらっさいますが、その後、ほぼ全員が彼女のことを、グルーシェニカと呼んでいます。(例外は、サムソーノフ家の使用人たちくらいかと)
・・・「グルーシェニカと呼ばれていた」でいいのでは?
なんか、「あたしをグルーシェニカと呼んでいいのは、あんただけよ」とか言われてドミートリーは鼻の下伸ばしてるんだけど、実はグルーシェニカはみんなにそう言っていた・・・とかいう下世話な想像をしちゃいます。

☆ムシャロヴィチ(しゅうくん)、「俺も軍人だ。口も利く」とエラそうにほざいていますが、それは「顔も利く」ではありませんか?もしくは「口を利いてやろうか?」とか。
・・・ポーランド人だから、ロシア語堪能ではないんですね。わかります。
今年もよろしくお願いいたします。

年末は大掃除しようとして、片付けきれずに年越し~というお約束コースをたどり、正月一日二日は、片付ける気力はなく、ひたすら寝倒して睡眠補給につとめました。
あぁ、正月からダメダメじゃん。

ダメダメと言えば、このブログの昨年の反省点。
どういうスタンスで書けばいいのかが、自分の中でイマイチはっきり確立せず、結局ぐだぐだ語りになってしまったなぁと。
あと、極端に更新が滞ってしまう数か月が出現してしまったのがつらかったっす。

にも関わらず、読みに来てくださった皆さま、ありがとうございました(ぺこ)。
今年もがんばります。
というわけで、今年は、
宝塚64回(うち雪組51回)
非宝塚(OG出演作品含)9回
合計73回
というひっじょーに偏った年になってしまいました。
雪組に通うからと思って、わりと意識して極力その他の舞台を減らしたんだけど、さすがに、どうなのよ、コレ。
だからといって、雪組で上演された作品がすっごい好きだったかというと、残念ながらそうではないところが、宝塚ファンの情けなさ(アレ?)。
文句をたれながらも、尋常でない回数、劇場に通ったわけですね~~~。我ながらアホや。

ちなみに、07年は、
宝塚41回(うち雪組24回)
非宝塚(OG出演作品含)22回
合計63回
だったので、まだバランスが取れていたかと。
06年は、
宝塚40回(うち雪組34回)
非宝塚(OG出演作品含)16回
合計56回。

傾向として、毎年観劇数そのものが増えていき、特に雪組の回数がハンパなくなっていることがアカラサマ・・・。
あ、雪組回数、07年のほうが06年より少ないのは、大劇場公演が1回だけだったからです(いちいち書くな)。

来年の宝塚は、組毎の上演日数そのものが減るので、さらに雪組を増やすというわけにはいかないとは思います(ちょっと、ホッ)。

となみちゃんも退団するし、来年はもっともっといい作品に巡り合えるといいなぁ。
あ、年明けの赤坂ACTの「カラマーゾフの兄弟」は、超・超楽しみにしてます。
DCの初日付近しか見てないので、その後大進化を遂げているらしいし。

てなわけで、皆さん、よいお年をお迎えください。
アテクシは大掃除の続きをして、その後年賀状を印刷しようかと・・・(小声)。
最初に謝っておきます。
すみません。ブログトップの説明文に入れているのに、今年はStudio Lifeを一度も観ていないのでした。
なんか、ご縁がなくて・・・。
まぁ、なんだかんだ言って、雪組にいっぱいいっぱいで他に回らなかったのが、正直なところなんですが。

観たのは、

劇団☆新感線
「IZO」「五右衛門ロック」

宝塚OG関連
「トライアンフ・オブ・ラヴ」(コムちゃん)
「ルドルフ」(タータン)
「ドラキュラ」(リカちゃん・ガイチ・みなこちゃん・初嶺麿代ちゃん)
「愛と青春の宝塚」(リカ・かし・みどり・るいその他皆様)
「エリザベート」(かなめさん・南海まりちゃん・久路あかりちゃん)

その他
「皿洗い稼業」
劇団S.W.A.T!

さすがにリピートはできず、すべて1回ずつです。
せっかくですから、今日から三日間使って、今年の総括を。

イヤ、いろんなブログを拝見しますと、ワタクシなんぞまだまだですわ。
とりあえず、手持ちの半券だけ、ざーっと数えると70枚くらいだったんですよ。
意外に少ないじゃ~~~ん!(調子に乗るな)

では、回数と一言感想を。タイトルは面倒なので(ヲイ!)、略称です。

星組「鷹/蘭」3回
吉正節を満喫した公演でした。ショーも、何回も観るうち、そこそこ許せるようになったわ。

雪組「君愛/鏡」21回
・・・今、数えて自己嫌悪に陥った。キムシンはとにかく許せないが、下級生まで組子全員を使った演出力は認めよう(しぶしぶ)。ショーは佳作。

花組青年館「舞姫」1回
噂の名作をようやく見られました。泣かされた~~~~。原作がひどい話なのに、宝塚的にきれいにまとめていたのには感動した。そして、すみ花ちゃんの演技力、恐るべし。

宙組「黎明/愛の旅」1回
思ったよりひどくはなかった石田作品。そしてあんまり印象に残らないショーだった。

雪組全ツ「外伝ジェロ編/鏡」10回
超トンデモ芝居だった。植爺、本当に大丈夫???ショーは、実は大劇場よりこちらのほうが良かった。

月組「ミーマイ」1回
役替りが片方しか見られず、残念。かなみちゃんの最後見られて良かった。泣けました。

花組「愛と死/赤熱海」1回
トップお披露目おめでとうですが、この芝居では・・・(絶句)。ショーも衣装のセンスには思わず無言に。ダメ押しで空飛ぶ棺桶には、本当に言葉もございません。

星組「スカピン」2回
文句なしに今年の最優秀作品賞&団体賞。

月組日生「ギャツビー」1回
悪くはなかったんだろうけど、私的には初演が良すぎて、ちょっと評価できなかった。申し訳ない。

雪組「ソロ/マリ」17回
オギー退団は惜しいと思いますが、さすがにショー30分はいろんな意味で無理があった。ハリー芝居はツメの甘い脚本はもう仕方がないとして、大劇場なのにあの人の使わなさは許せなかった。主要キャラの宛て書きは良かっただけに、他の部分のダメさが本当にしんどかった。そして、ショーはもうやめようよ。

宙組「パラプリ/ダンシン」3回
このトップ二人だから許せるおとぎ話だろうとは思うけど、夢のある芝居で良かった!(前の雪の芝居が暗すぎた反動が絶対ある)組子全員全力投球~なショーで楽しかった!(前の雪のショーが前衛的すぎた反動が絶対ある)

雪組「カラマ」3回
吉正節全開!!出演者全員、それぞれ見せ場があって、キッチリ使われていて、ナイス演出(前の大劇場公演があまりにもピー)。キャラみんな宛て書きのようにハマっていて、重厚長大な原作を軽妙にまとめていたのは素晴らしかった。寺嶋音楽は鷹に引き続きネ申!!


期せずして、吉正で始まり、吉正で終わった2008年でした(爆)。

業務連絡

2008年12月28日 雑記
今回は事前にご連絡できず、お会いできなかった方も多いのですが、いらしてくださった皆様、ありがとうございました。

ドレスを新調できず、大変申し訳ございません。

それにしても、今回はすんごい同志が少なかったんですよぅ。
なんと3スペースという驚愕の事実。
その貴重な1スペースに、実質3サークルが詰め込み状態(笑)。
間借りさせてくれた友人に、深く深く感謝でございます。

え~~~、夏には必ずこの恩と借りはお返ししたいと、「現在は」固く思っている所存です。>ヲイ


噂は、チラホラと聞こえていたんですが・・・。

そして、何よりグルーシェニカの輝きっぷりに、「もしや?」「やはり?」と思ってもいたのですが・・・。

となみちゃん退団・・・orz。

何も、DC楽に発表しなくったってなぁ~。というか、逆にDC集合日に発表してほしかったよ。

大量退団(涙)

2008年12月24日 星組
もう当然皆さんご承知おきのこととは存じますが。
噂に聞いていた人もあり、そうでない人もあり。
それにしても、この人数は多いなぁ。
数年前のタータン退団時を思い出させます。・・・そしてあれも星だった。

当然、これに伴い大幅な組替えも予想され・・・イロイロと波紋が巻き起こるんだろうなぁ。

とりあえず、今は退団される皆様の未来に、幸多かれと祈ります。

2008/12/23

星組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(星組)
朝峰ひかり
安蘭けい     ―すでに発表済み―
紫蘭ますみ
立樹 遥
涼乃かつき
星風エレナ
遠野あすか   ―すでに発表済み―
和 涼華
一輝 慎
麻尋しゅん


   2009年4月26日(星組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

東宝エリザ

2008年12月23日 OG出演
久しぶりに観てきました。
電飾になった年までは観てたんだけど、そのあとは観てないんだよね。
いつのまにか映像は、あのモロにドットがわかる電飾じゃなくなったんですね。
・・・イケコ、さすがに電飾に飽きたのか?

もともと予定にはなくて、ひょんなことから回ってきたチケットを「これもご縁だ」とありがたく頂いて行ってきたので、配役も直前に目を通したんですが。

意外に良かった、涼風シシィ!!
そうか、シシィってこういう人だったのかも。
すごくかわいくて、うっかりだまされそうになるんだけど、本人全然わかってなくて、またすぐついていけない世界に飛んでいってしまうんだよね~。
振り回されたフランツはお気の毒というしかないわ。

伊礼ルドルフは、歌唱力は申し分なしだったけど、ちょっと生真面目すぎて、エロスには欠けるかも~~~。
ルドルフにエロ味がないと、「闇広」がいまいち盛り上がらないのよね。(某月組ほど盛り上がっても、それはそれで問題だが)

あと、ヘレネの南海まりちゃん!!
お変わりなく、可愛かった~~~。ホントもったいなかったなぁ。宝塚でもっと観ていたかった。幕間に、星組退団者情報を入手しちゃったので、よけいそう思いながら、観てました。

そして、噂の「新春滝沢革命」のポスターを確認しましたよ。
ちゃんと、山科愛ちゃんの笑顔が映っていた!!!
がんばってね~~~~!

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