ウワサの花ペを観てきました。

ちなみにわたしは、韓流全く興味ナシのヒト。
さすがに超流行した「冬のソナタ」は見ましたが(でも途中で飽きた)。
今回も事前学習ほとんどなしで行こうとして、「それだと話わかんないかも」という情報を得て、NHKBSのサイトをちょこっとのぞいてみました。
・・・人間関係覚えんの、メンドクサ。
その後、「最初に登場するまっつ(未涼)の説明を聞いておけば、なんとかわかる」という情報を得て、じゃぁいいや~とそのまま劇場へ。
同じく?コラボ作品の「逆転裁判」は、一応ゲームやっていったというのに、なんというやる気の差でしょう。
イヤ、これは宙と花の差ではなく、ゲームと韓流の差ですよ。誤解のないように。
さて、席について、同行の友人がドラマを途中まで見ていることが判明。
即席でレクチャーを受ける。
・・・あのぅ、歴史ものじゃなくてファンタジーですか?
つか、それってもしや武侠小説なのでは???
「火天会」って魔教の集団にしか思えないのですが。

というわけで、武侠小説にありがち設定だと思ってみれば、なんのことはない、超お約束のわかりやすいお話でした。
しかし、ツッコミどころは多いのぅ~(笑)。
一番ワケわからんのは、あのオヤジだよね。自殺してどーすんだ?しかもその罪を息子の恋人に着せて別れさせようって、イミわからんぞ。
あの瞬間、「異議あり!剣を刺した瞬間を見たわけではない!」と蘭トムくんの声が頭に響いてしまった(笑)。ねぇ、古巣なんだし、出てきて、助けてあげてよ~!!(「逆転裁判」から抜け出せない)

衣装はさすがの凝り方で、これは続編上演しなければモッタイないよね~。
イケコ大好きドット映像ですが、もれなく舞台の両端の柱として大活躍。いつもよりはマシでしたが。それにしても他の演出家の映像演出能力がどんどん高まっているのに、彼はどうしていつまでもあぁなのか???
そして、忘れちゃいけないフィナーレ。2番手が必ず下手せり上がりで、主題歌(しかもトップの役にフィットした内容)を歌うパターンから、どうしてもキミは抜け出せないのか~?

ウワサのペガ子装置は、ベルばらの時よりも自然に使われていて、これなら許せると思いました。
2階A席で見ていたんですが、ところどころ、2階だと訳わからん演出があったので、これくらいのサービスをしてもらえるとむしろ嬉しいです。
1階ほとんどが8500円というありえない価格になったんですから(根深く恨む)。
えぇ、「ジェローデル編」は間違いなくトンデモ作品でした。
アレよりはマシだとは思うけど、予断を許さぬ植爺ですからね〜。
なんか楽しみになって来ましたよ。(チケ取れてないけど)

アラン・ド・ソワソン:真飛 聖
ディアンヌ:桜乃 彩音

デスマズ/ブイエ将軍:星原 美沙緒
 誰???/手堅い。

ナポレオン/ダグー大佐:夏美 よう
 これまた極端な二役を・・・。しかしとうとうナポレオン御本人登場ですか?
 しかも、ナポレオンのほうが先に書いてあるということは・・・冒頭シーンがナポレオン暗殺で、そこでアランの回想で戻ると!!そうだな?そうに違いない(決め付け)。

アンドレ:壮 一帆
 袖から出てくるたびに、状況説明の歌を歌う人じゃありませんように(祈)。

オスカル:愛音 羽麗
 ワガママお嬢ちゃまなセリフがありませんように(祈)。

ジェローデル:未涼 亜希
 おっとぅ!キミも出るのか、ジェローデル?今回こそ、ショコラをぶっかけられないかなぁ(淡い期待)。
 アランと一緒にナポレオン暗殺に参加してるところだけだったら、切れるぞ、ゴラァ。

フランソワ・アルマン:望月 理世
メルキオール・シャロン:扇 めぐむ
ミッシェル・ヴェール:祐澄 しゅん
ジェロール・ロセロワ:朝夏 まなと
ドール・ブルゼ:月央 和沙
アルベート・ドランド:彩城 レア
ラサール・ドレッセ:瀬戸 かずや
ピエール・ジャン:鳳 真由
 ドールとアルベートの名が記憶にないが・・・皆さん衛兵隊士、ですよね?

シモーヌ:花野 じゅりあ
 まさか、ディアンヌの母のシモーヌ???じゅりあちゃんが?だとしたら驚愕だ。

以下、誰だか不明の役。衛兵隊士のカノジョたち?
カトリーヌ:絵莉 千晶
ジョアンナ:桜 一花
ジルベルト:愛純 もえり
スザンヌ:白華 れみ
イザベラ:天宮 菜生
イレーヌ:華月 由舞
マリールイズ:芽吹 幸奈
・・・そういえば、反応しそびれたけど、もんのすごいインパクトのポスターが出てましたね。

宝塚のスターで、ハエタタキがあんなに似合うゆうひさんっていったい?!
でも、間違いなく銀ちゃんだった。うん。

倉岡銀四郎:大空 祐飛
ヤスの母:邦 なつき
ヤス:華形 ひかる
橘:真野 すがた
小夏:野々 すみ花

まぁ、振り分けから推察して、そんなに想定外ではないですね。
見たいっちゃ見たい公演なんですけど、本命雪組公演中なんですよね〜〜〜。
そもそもチケ取れるかなぁ。

新生花組!

2008年7月12日 花組
早々に、見てまいりました。
どうも、未だにまとぶんを見ると、星組イメージなわたくし。それに、ゆうひ@月組、壮ちゃん@雪?花?・・・と来ると、ホントにここは何組か、判然としなくなってきます。
ホント、頻繁な組替えはイイカゲンにしてほしいです。

さて、芝居。
すんごいトンデモと聞いていたからか、そうでもなかったな。
大劇場から変わった点があるのでしょうか?
それとも、タカラジェンヌの特技「駄作対応能力」がフルに発揮されたのでしょうか?
トンデモというよりは、単なるつまらな(ryゲフンゲフン。
後半、面白くなりかけたな〜と思ったら、いきなりブチっと終わって呆然としますた・・・。
せめて処刑までやれや。
つか、パンフに書いてあった原作のあらすじのように、トゥスンを助けに行って死ぬのでいいんじゃないか?友情に厚いいい男じゃないか(めちゃホ○くさいけどな)。
そして、ヒロイン不在の話の展開に、ここが花組であることをシミジミ実感。(ヲイヲイ)

ショー赤熱海(笑)。
・・・草野くん、もう焼き直しはいいからさ(溜息)。内容的には、サザクロ+タカラヅカ絢爛+蘭星・・・ってソレ、つい最近だから!!
出だし、歌がなくて、淡々と?皆さんが踊るので、イマイチ客席はノリ切れず、結構周囲も呆然としてましたな。
そうそう、歌詞はいつもほどは、へんなうたではなかった。
ウワサのお魚ちゃんには、ビビりました。てか、あれじゃ鯉のぼり?いつかこのお衣装も再利用される日が来るのだろうか?
だって、そのほかのお衣装、いつかどこかの草野ショーで見たことあるのばっかりなんだもの(しーっ!!)。
パレードの振付は珍しい形式で、みんなの背負い羽根が波を現していたりして、面白いっちゃ面白いんだけど。降りてきて挨拶するタイミングで拍手してあげられないし、最後のお手振りもナシだから、ご贔屓がいるとつまんないかも。やはりタカラヅカの王道は大切なんだとシミジミしたなり。

って、今回はえらい辛口になってしまった。
花組ファンの方々、頑張ってくださいませ(逃)。
出ましたね〜。

問題作『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』のキャストは、とりあえず妥当?

アラン・ド・ソワソン:真飛 聖
ディアンヌ:桜乃 彩音
アンドレ:壮 一帆
オスカル:愛音 羽麗

「銀ちゃんの恋」のほうは、まだ出演者だけしか発表になっていないので、相手役がわからないんだ〜〜〜。でも、このメンツだと野々すみ花ちゃんだろうなぁ。

花組大劇場初日

2008年5月10日 花組
新生・花組、大劇場お披露目、おめでとうございます!!

って、昨日の話ですが。
しかも観に行ったわけではなく、スカステニュースを見ただけですが。

正直、まとぶん・ゆうひ・壮ちゃんという並びを聞くと、今でもTCAで各組若手スターの銀橋渡りですか?チックなキモチになります。
組替えが多すぎて、脳の上書きがなかなか出来ないんだ・・・ってタダの年のせい?

えー、ネットを巡回していると、芝居は、久々に谷先生がオモシロスーパー駄作ヒットを飛ばしてくださったようですね・・・。
細切れ映像からは、そこまでは読み取れませんでしたが、ビックリしたのは「愛と死のアラビア」なのに、舞台はエジプトだったんですね?
公式のあらすじ見に行ったら、確かに「1807年、オスマン・トルコ帝国支配下のエジプト。」って書いてあったけどさ。
なんか、オープニングの映像は、「黄金のファラオ」とか「王家に捧ぐ歌」を思い出して、星組のイメージでした。

ショーは、これまたネットのあちこちで「熱海」「熱海」と表現されていて、笑える。
なんか、ものすごく既視感のある映像なんですけど・・・これ、「タカラヅカ絢爛」???
ますます星組感は強くなる。
危惧されたパレードの「ジーンズ姿に羽根」(by歌劇5月号座談会)ですが、思ったよりアレじゃなかった。つか、ジーンズつっても、キラキラがいっぱい付いているしな。そして、トップコンビ二人は、ジーンズじゃなかったし。でもまとぶんの羽のオーストリッチがデニム色だった(笑)

花組の皆さん&ファンの皆さん、千秋楽まで頑張ってくださいまし。東京は観に行きますです。
大切なものがある・・・それが現実なんですよ。

今日は、花組青年館公演「舞姫」に行ってきました。

いやいやいや、「君を愛してる」と真逆の世界・・・ヘビーでしたわ〜。
久しぶりに、ボロ泣き。

原作はご他聞に漏れず、高校の教科書で読んだ私。
とにかく、これによって森鴎外=サイテー男のレッテルが貼られました。
あのぅ、わが国が誇る文豪を尊敬してもらいたかったら、思春期の女の子に「異国で女をはらませといて、出世のためにアッサリ捨てる男」の話なんか読ませちゃいけませんよ(笑)。
しかも、腐り気味の女子間では、当然のごとく、相沢×太田で盛り上がっていたのでした。
ちなみに、原文、さっきネットで読み返してみたんですが、はっきり言って「石炭をば早や積みはてつ」しか覚えていませんでした。(それは出だし)

そんな、どう考えてもタカラヅカにふさわしくない身勝手男のお話、植田景子タン、上手くまとめてました。
最初の船出の歌が、最後後輩に贈る歌にそのままかぶる演出は良かった!!
原作の「げに東(ひんがし)に還(かへ)る今の我は、西に航せし昔の我ならず」を体現していましたね。

華形ひかるの画家は、原作になかったのに、立派にキーパーソンになってました。つか、あんたのせいで豊太郎はエリスを・・・。
未涼亜希の相沢、1幕は全然出番がなくて、かなり心配になってきましたが、2幕は大活躍。活躍を通り越して、エリスに向って、「君が彼を愛するように、僕も彼を思っている」と愛の告白(違)をしたときには、どうしようかと思いました・・・。
それにしても、エリスが想像○○だったオチには、ビックリしましたが・・・。(一応、ネタバレ配慮)

愛音羽麗、初主演をこんないい作品で飾れて、幸せものですね。
拍手の熱さがすごかったです。