いや、結局外伝ベルばらは雪組しか見られませんでした。

友人には3組制覇したツワモノもいるので、感想を聞いたのですが、壊れ度合からすると、雪と花がどっこいどっこい、星はまぁまぁマトモ、だったという話ですね。

まぁ、今更っちゃ今更なんですが、感想書き始めましたので、お知らせまで。

5/22 主要?キャスト別感想
5/26 場面別1

しばらくがんばります。

忘れ雪集合日

2008年11月29日 雪組
ええ~~~~っ!!

2008/11/29
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組) 
    葵 吹雪 
         2009年1月29日(雪組 東京特別公演[日本青年館]千秋楽)付で退団

衣咲真音くんといい、下級生ながらいい脇役になりそうな男役が辞めていく・・・。

配役のほうは、これまた原作を読んでいないので、よくわからんのですが、ネットで拾った情報とともに書いておきます。

桜木一希:音月 桂(獣医)
*~*~*
桜木清一郎:未沙 のえる(一希の父で獣医)
鳴海善行:飛鳥 裕(昌明の父で大物政治家)
伯母:ゆり香 紫保 (深雪の最初の養母)
菊池四郎:奏乃 はると(刑事)
鳴海昌明:凰稀 かなめ(一希の親友の医学生)
南信一:真波 そら(深雪の婚約者)
笹川宗光:緒月 遠麻(悪役???)
深雪の母:晴華 みどり
桜木満:大湖 せしる(一希の弟)
伯父:葵 吹雪 (深雪の最初の養父)
須崎:祐輝 千寿(チンピラ)
中里信一:蓮城 まこと(一希の動物病院で働く獣医の卵)
羽村:香綾 しずる(刑事)
金井静香:愛原 実花(一希の動物病院で働く動物看護士)
橘深雪:舞羽 美海(ヒロインの女子大生)
桜木一希(高校時代):帆風 成海

うーむ、面白いのだろうか?
そもそも現代日本物をあまり宝塚で観たいとは思わないのだが・・・。

そうそう、気力を奮い起こして「カラマーゾフの兄弟」原作にとりかかりました。
ようやく話が進みだしましたが・・・初日までに読み終わるのか、あやうい(笑)

はやっ!!楽から1日しか空いてませんけど・・・。
でも、初日1か月前切っているからしょうがないよね~~~。

集合日ときたら、退団者のお知らせです。

2008/11/18
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組) 
  衣咲真音
  桜寿ひらり
     2009年1月14日(雪組 東京特別公演千秋楽)付で退団

ちょっと、ちょっと衣咲真音くんはキツイっすよ。貴重なオッサン脇役者(注:ホメてます)でしょ~~~。「マリポーサ」の大統領の側近はサイコーでしたよ。
桜寿ひらりくんも確かまだ89期だよねぇ・・・。う~ん、残念。

でもって、配役も発表されましたが・・・依然、原作未読のワタシ。
自分のためにも、情報収集した解説をつけておきます。
これで、ヴィジュアルイメージして、原作に挑戦するぞ。
・・・イヤ、読み始めたんだけどさ、なかなか話がはじまんないんだよ、あの原作。銀英伝みたいに、最初は飛ばして「星がきれいだな」から読み始めて、あとで興味が出たらさかのぼればいい、みたいなワザを使えばいいのかな?(なんてマニアックな例え)

ドミートリー・カラマーゾフ:水 夏希
(=ミーチャ、カラマーゾフ家の長男・28歳、退役軍人で放蕩者の遊び人)
グルーシェニカ: 白羽 ゆり
(22歳、フョードルとミーチャの親子双方から想いを寄せられる娼婦)
*~*~*
イワンの幻覚:五峰 亜季
(出た!ヨシマサ好きそうな役~~~)
フョードル・カラマーゾフ: 未来 優希
(ドミートリー達の父親。金儲けがうまく好色な地主)
イワン・カラマーゾフ 彩吹 真央
(次男・24歳、ミーチャとは腹違い、秀才で無神論者)
ホフラコーワ夫人: 天勢 いづる
(女地主で未亡人、35歳くらい、リーズの母)
マルファ: 麻樹 ゆめみ
(カラマーゾフ家の使用人、グレゴリーの妻)
スメルジャコフ: 彩那 音
(カラマーゾフ家の料理人、フョードルの隠し子という噂も)
アデライーダ: 森咲 かぐや
(ミーチャの母、彼が3歳の頃家出、しばらくして亡くなる)
リザヴェータ:涼花 リサ
(スメルジャコフの母、神がかった乞食女、故人)
裁判官/サムソノフ: 谷 みずせ
(/グルーシェニカの元パトロンの商人)
アレクセイ・カラマーゾフ: 沙央 くらま
(=アリョーシャ、三男・20歳、修道僧)
フェチュコヴィチ: 衣咲 真音
(有名な辣腕弁護士、ミーチャを弁護する)
フェーニャ: 早花 まこ
(グルーシェニカの小間使い)
ムシャロヴィチ: 大凪 真生
(グルーシェニカの元恋人。ポーランド人)
グレゴリー: 紫友 みれい
(カラマーゾフ家の使用人、スメルジャコフの育ての親)
カテリーナ・イワーノヴナ: 大月 さゆ
(ドミートリーの婚約者、でもイワンが好き)
マリア: 花夏 ゆりん
(カラマーゾフ家の隣人の娘、スメルジャコフの女友達)
スネギリョフ: 愛輝 ゆま
(貧しい退役大尉)
イツポリート: 桜寿 ひらり
(検事。ミーチャ有罪の論告を行う)
ユリア: 千風 カレン
ニーナ: 悠月 れな
コズロフ刑事: 朝風 れい
ターニャ: 此花 いの莉
リーズ: 愛加 あゆ
(アリョーシャの幼友達)
ラキーチン: 冴輝 ちはや
(出世主義の元神学生、アリョーシャの友達)
ユーリー: 凛城 きら
アレイニコフ(警察官): 真那 春人
ドミートリー(幼少): 笙乃 茅桜
レオニード: 彩風 咲奈

あの~、原作読んでなくて言うのもなんですが、ゾシマ長老は???
もしかして修道院がらみは根こそぎカット???
ただの家族内殺人事件話になるのか???

そして、しっかり少年時代が出るあたり・・・ヨシマサ~~~~!!

雪組千秋楽

2008年11月16日 雪組
終わりました。

シナラギに、涙腺やられました。

ショーはシナちゃんがキリンから降りて、少女になった瞬間にじわ~っと来た。
ラギちゃんと手をつないで、銀橋付け根のキムちゃんの前に来たら、すでに大拍手!
渡り始めたら、さらに大拍手~~~。
いったん収まったけど、となみちゃんとスレ違って、銀橋渡り切ったら、またも大拍手~~~。

西風で、二人とも白い花をつけていました。

芝居は、特にアドリブもなく(出来ないよな)、普通でした。
フィナーレの娘役のJoyfulオレンジワンピでは、お花付けなし。つければいいのに~。
黒燕尾(じゃないけど)では、花付けてました。
パレードは当然お花あり。

組長さんの紹介も相変わらずハートフルで素晴らしく、二人のご挨拶も立派で泣けたけど、何といってもミズさんの「痛手なんだよ~~~~君たち~~~」が最高でした。
いや、何回目のカーテンコールだったかな?3回目くらい???
突然「85期は中堅どころで、組を支える大事なメンバーで」とトークショーのノリで語り出し、二人の背中を叩いて「(だから君たちが抜けると)痛手なんだよ~~~~」って言ってくださったんですよ。
2000人の観客の前で、羽しょってナチュラルに言うトップさんってのに、感動した。
「いい上司(チョト違う)に恵まれてよかったね」と、雪組子全員に言ってあげたくなりました。

・・・しかし、この二つの作品、タイトルが略しにくいね。
前回は、「君愛」「鏡」という絶妙な略し方があったのにな。
「ソロモン」「マリポーサ」でも話し言葉ではいいんだけど、こうして文章に書くにはいちいち長い。

それはともかく、土日でがっつり4公演制覇してきました~~~~!!
ところどころで睡魔に襲われたのはナイショですが、見れば見るほど、ハマってしまった・・・。

うーん。
なんというか、星組の「スカピン」は観ている時から、「すげー、面白い!これを待っていたのよ~~~」というカンジだったのですが、雪組のこれは観ている時より、終わってからジワジワくる。
久々にリピートし甲斐のある作品に当たったかな。

しかし・・・一般受けするかどうかは、激しく疑問です。
かなり同人風味というか、ヲタ向き素材ですよね。
ダメな人はダメだと思う。

ぼちぼち感想書いていきたいのですが、どうしてもネタバレしてしまいそうで、悩んでいます。
ようやく、雪組大劇場公演に行ってきました。

今回の公演の合言葉は、良くも悪くも、
「オギーはオギー、ハリーはハリー」。

ショーはマジで30分でした。
「タランテラ!」よりも濃密に、オギーワールドが展開されます。
プログラム見ると7場面だけど、場面区切りがはっきりしなくて、いつのまにか流れるように、次の場面に入り込んでいく感じ。
わたしは1階席だったんですけど、このショーはいろんな人が舞台上に常にうごめいているので、1階からだとカブって見えないものが多い。なにより指輪の中の極楽鳥と、海の場面は絶対2階から見たほうがキレイだと思う〜〜〜。
次回はぜひ2階センターから見たいな。

しかし例によって、1度だけでは全然意味がわかりません。
オギーらしく毒が仕込まれているのはわかるんだけど、意図がさっぱりつかめん。
・・・早くCD出してくれぇ。歌詞カードで確認したいことがいっぱいあるぞ。まぁ、テーマソング(なのか?アレ)はパンフレットに書いてあるけどさ〜〜〜。

そして、芝居。
・・・こ、これはバウホールでやるべきでは???
話はハードボイルドでカッコいいのですが、舞台上に数人しか人がいないことが多く、常にスカスカ感がある。
80人使う芝居じゃないだろ〜〜〜?15人でも多いかも。

南米の「とある小国」が舞台なんですけど、某史実を題材にしているので、その流れを把握していないと、1度ではストーリーが追い切れないかも。
ホントはこういうの反則だと思うんですけどね〜〜〜。
これから見られる方は「ル・サンク」読んで行かれるか、手軽にウィキで「キューバ革命」「フルヘンシオ・バティスタ」の項目を検索して行かれることをお勧めします。
・・・時間とお金を無駄にしたくなかったら、ぜひ!

ミズとなラブラブを楽しみたい方にはイマイチな作品だとは思いますが、ミズユミらぶらぶを待っていた方にはサイコーですよ。
しかし、娘役ファン・下級生ファンにはある意味試練の公演です。実は「君愛」って傑作だったのかも、とウッカリ思いそうになります。イヤ、マジで。

そして、フィナーレは・・・(絶句)。あのぅ、フィナーレだけ、誰かに代わってもらえなかったのでしょうか???
なぜに、あんなにつまらな・・・ゲフンゲフン。
つか、草野もビックリの色彩感覚なんですけど〜〜〜。
変則パレードにも疑問が残るし。

芝居1時間半のあと、もう一度「ソロモンの指輪」ってわけには・・・いかないですか、やっぱりorz
結構危惧していたんだけど、こういった宝塚紹介番組では、今までになくマトモな出来だったのでは?

というか、フツーに番組として面白かったよ。

一般の人が、なんとな〜く、しかし結構強固に思っている「宝塚ってすっげー特殊な世界なんでしょ?」という思い込みを崩してもらえるような取り上げ方だったと思います。
・・・でも、ファンになればなるほど、やっぱり特殊な世界だということに気が付きますが(爆)。

やはり、数人のスターさんがテレビのスタジオに行って番組を収録するというのは、いわばアウェーの状態。
今回は、逆に劇場や稽古場に来てもらって、組子も出演という状態だったから、完全ホーム状態。
なので、皆リラックスして、いい雰囲気を出せたのかな〜と思いました。

・・・しかし、M-1で研究を怠らないという未沙のえるさま、おさすがでございます。
あの「間」の取り方の上手さのヒミツはそんなところにあったんですね(笑)。

雪組初日

2008年8月8日 雪組
行ってません。
行ってないけど・・・なんかオギーもハリーもそれぞれ、思い切り趣味の方向にかっとばしてくれたようですね。

とりあえず、プログラムは買ってみた。
組ファンとして。

ショーは7場面のみ。
オギーはいつもの宝塚のお約束(プロローグがあって、中詰、フィナーレという構成、どこかに必ずロケット)から解き放たれて、完全に飛び去って行ってしまったのか・・・?

芝居は、プログラムの解説文だけを読む限りでは、そんなに話に破綻もなさそうです。
ハリーらしく、相変わらず中劇場サイズの真ん中芝居というウワサ・・・ですが。
・・・ヨカッタ!!さすがにアレだけではなかったか。

主な配役:出演者(新公)
ネロ:水 夏希(大湖 せしる)
セリア:白羽 ゆり(舞羽 美海)
*〜*〜*
イスマヨール:未沙 のえる(紫友 みれい)
ゴンザレス:飛鳥 裕(葵 吹雪)
サルディバル:未来 優希(蓮城 まこと)
エスコバル:彩吹 真央(凛城 きら)
アリシア:天勢 いづる(愛原 実花)
リナレス:音月 桂(彩風 咲奈)
リタ:麻樹 ゆめみ(沙月 愛奈)
シーナ:山科 愛(大月 さゆ)
護衛官:奏乃 はると(彩夏 涼)
ラファエル:彩那 音(真那 春人)
ベルガール:花帆 杏奈(花夏 ゆりん)
コントレラス:柊 巴(凰華 れの)
船長:谷 みずせ(香音 有希)
ロジャー:凰稀 かなめ(香綾 しずる)
セグンド:真波 そら(愛輝 ゆま)
フェルッティ:緒月 遠麻(大凪 真生)
イヴァン:沙央 くらま(冴輝 ちはや)
側近:衣咲 真音(桜寿 ひらり)
マリア:早花 まこ(千風 カレン)
子分:大凪 真生(朝風 れい)
チャモロ:大湖 せしる(祐輝 千寿)
ドアマン:葵 吹雪(涼瀬 みうと)
子分:紫友 みれい(梓 晴輝)
グロリア:愛原 実花(早花 まこ)
ブランカ:舞羽 美海(愛加 あゆ)

なんか、カクジツに新公には世代交代の足音が響いていますねね。
思わず変なタイトルをつけてしまいましたが・・・自分的には正にそんなカンジ。

雪の年末DC、「カラマゾフの兄弟」で吉正演出〜〜〜〜!!

ど、どんなんだ???(怖)

数年前、新訳がベストセラーになりましたよね。
わたしは、小学生のとき、子供向けを読んだ覚えがあるのですが、正直、同時期に読んだ「罪と罰」と混ざっちゃってます。
(それもどうよ?)
だって、どっちもロシアもので、長くて、暗くて、人が死ぬんだもん。全く理解してないね、こりゃ。

確か、異母兄弟入れて4人兄弟の話ですよね。
頑張って、新訳読むか、うちにある世界名作全集を読むか!!
・・・しかし、数年前に思い立って、手元に出しっぱなしの「赤と黒」があるんだよな(苦笑)。

でも、吉正だから、あらすじすっ飛ばしの映画名場面予告集みたいのになりそうだから、読んでおかないと着いていけないだろうなぁ・・・。
なんか妙なタイミングで発表されましたな。

ネロ(水 夏希): 大湖 せしる
セリア(白羽 ゆり): 舞羽 美海

をを〜〜〜、新鮮なカポー!!
二人とも初主演ですね。おめでとうございます。

しかし、いきなり初主演がハリーというのも、ハードルが高そう。しかも、脚本が未(ry・・・というウワサw
集合日といえば、気になるのは退団発表・・・。
出ましたよ、やっぱり。

(雪組) 
  山科 愛
  柊 巴
  2008年11月16日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

  聖河 椋
  剣崎裕歌
  貴月美礼
  舞遠きあら
  2008年6月26日付で退団

あうう。
シナちゃん、ラギちゃん・・・(涙)。
せめて、最後の役はいいものでありますように・・・と思ったら、全然役がないじゃんよ、ゴラァ!!

ネロ:水 夏希
セリア:白羽 ゆり
*〜*〜*
イスマヨール:未沙 のえる
ゴンザレス:飛鳥 裕
サルディバル:未来 優希
エスコバル:彩吹 真央
リナレス:音月 桂
ロジャー:凰稀 かなめ
フェルッティ:緒月 遠麻

あのぅ、娘役で名前があるの、となみちゃんだけってアリ?
それと・・・ひろみちゃんは???

集合日付退団の下級生の皆様は、ちょっとビックリ。
四人って多いですよね〜〜〜。
これからの人生に幸いあれと祈ります。
とうとう千秋楽・・・。
幸いなことに楽チケが手に入り、観てまいりました。
正直「ベルばら」はもう結構なんですが、「ミロワール」が見納めなのは悲しいな。

これまで、あまり触れませんでしたが、全国ツアー恒例の最後のトップのご挨拶、ミズさんは、完全に営業サンでした。
アチコチで色んな言い回しを考えては、「次回は宝塚大劇場へお越し下さい」。
涙が出るほど、優秀な営業マンだと思います。スバラシス!
2年ぶりの相模大野です。

2年前に来たときも「ベルばら」で、夏で暑かった!!
今回もすっかり夏モードでした。

この会場は、駅からずっと商店街を通り、デパート(伊勢丹)の中を抜けていくのです。
デパートの隣にくっついているという、市川に比べるとめまいがするほどの立地条件の良さです。
周辺のお店は、今日・明日でさぞ潤うことでしょう。
・・・と思ったら、予想外の来客にパニックしてる姿しか見られませんでしたが(笑)。

久しぶりに行ったホールの中は・・・そういえば、ここはミラーボールが花道にあるのだった!!
それも、ラグビーボールみたいなカタチなのよね。
それが両花道に設置されてるもんだから、普通のミラーボールとは違う効果を発揮して、なかなか面白いですが。
しかし、かなり立派なホールで、バレエ公演などもやるようなところなのに、それでいいのか???
そして、メデューサの客席登場では、なんと花道に手動照明&照明のお兄さん登場・・・!!なかなかアナログでございました。

さて、いよいよ明日が千秋楽!!
あぁ、また間が空いてしまった。
ごめんなさい。

この日の観劇は、昼夜でした。
昨日は若干、サバキを見かけたんだけど、今日は全然。
劇場前で、友人と待ち合わせしてたら、真剣なまなざしで、数回「チケットありませんか?」と声をかけられますた。
ううーん(悩)。そんな、たいそうな作品じゃなくってよ。
(じゃぁ、昼夜すんなよ、というツッコミはなしで)

ようやく、組ファン以外の友人も観劇したので、素直な感想を聞かせてもらおうと、休憩時間に待ち合わせたら・・・二人とも無言ですた。。。
いいのよ、遠慮なんてしなくて。
率直な感想をおっさって〜〜〜(笑)。

「あるイミ、アラン編とベルナール編も制覇したくなったね」

・・・え?
外伝3部作で、どこまで壊れるのか、確認したいそうです。
えぇ、あるイミ、いいお客さまですわね。

そして、昼夜とも、ショーのメデューサの場面、観客のお行儀はよかったです。
みんな、凍りついたように、手を出さない。
あるイミ、正しいと思います。
・・・が、せっかくの全ツなんだし、演歌歌手(あるいは山口祐一郎)状態を堪能するのも、醍醐味かと(笑)。
2週間ぶりの全国ツアー。

幕が上がって、芝居が始まり・・・アレ?とかすかに違和感を覚えました。
・・・2週間前とチガウ・・・。
微妙に、皆さん、アガっていませんか?
もう中日過ぎて、相当こなれて来ているハズなのに。どうしたのかなぁ。
芝居中盤を過ぎたら、そんなこともなくなりましたが。

そうそう、一度ユリカーテンの代わりに、何故かミロワールの吊モノが降りてきてしまいました。
(ミズジェロとキムカルのカーテン前芝居でだったと思う)
しばらーく経って、何事もなかったように(ウソ)、その吊モノが引き上げられると、後ろにユリカーテンが降りていました。
そのままにしておけば、きっと初見の人は気付かなかったと思うんだけど(ムリか?)。

市川は花道が立派なので、ショーは観ていて楽しさ倍増でいいですね。
メデューサは、意外に通路際の皆さん、お行儀よくて、手を出さない。・・・と思ったら、舞台へ乗る寸前で、2、3人タッチしてらっさいました。
しかし、福岡に比べると、相当早く舞台に戻った印象があるなぁ。

最後のご挨拶、なんと池田理代子先生がいらしてるとのことで、組長さんが紹介されて、最前列で立ち上がってお辞儀されてました。
・・・それで、あの違和感か!!ナットク。

ところで、池田先生、このお芝居はアレでよろしいんでしょうか?
お怒りに・・・なって・・・ないでしょう・・・か?
(むしろ、お怒りになっていただきたいのですが)

福岡公演その2

2008年5月25日 雪組
さて、福岡二日目です。
朝はまだ曇っていましたが、昼前からは一気に晴れ。今度は日焼けの心配をするハメに・・・極端だよ。

昼公演は、地元カード会社の貸切でした。
幸運にもチケットが回ってきて、潜入成功。
やはり、初心者・初見者が多く、反応が新鮮です。
芝居の幕が上がると、あの華やかさに、客席からいっせいに溜息が漏れます。
・・・それが幕が降りる時には、相当テンション下がった困惑ムードに。
幕間の会話などを聞いていると、原作読んでない方、舞台そのものを見慣れない方だと、そもそも時間軸を理解していないご様子。
友人は、見知らぬおばさまに真剣に「オスカルはこの後、死ぬの?」と聞かれていました。
・・・イエ、もう芝居終わりですから。(オスカルは、某キャラの説明台詞の中で死んでます)
当然?舞踏会の拍手もありませんでした。

イヤ、ホントに生徒に罪はないんですよ。
ラストシーンなんか、涙流して熱演してます。
ひたすら、脚本が悪い!!
必要な説明が全然なく、不必要な台詞はてんこもり。(「ごまめの歯ぎしり」とかな!)
それが植爺クオリティとは思っても、これを全ツで見せるのはイカンよなぁ。
宝塚初見の人、唖然としちゃうよ。

救いは、ホントにショーがあること。それも「ミロワール」。
非常に初心者受けも良く、わかりやすい、メリハリの効いたショー!!
ファン的には「もう少し〜」と思わないでもないんですが、それでも、このおかげで、本当に後味よく、劇場を出ることが出来ます。(ハッキリ言って芝居のことは忘れてる)

2回目は、通常公演だったので、フツーにファンも多く、舞踏会でも拍手入って、盛り上がりました。
福岡千秋楽ですもんね。

この後、長崎⇒北九州市⇒広島⇒島根⇒浜松⇒川口と回って、関東にやってきます。
私が、次に見られるのは、市川かな〜?

福岡公演その1

2008年5月24日 雪組
すごく間が空いて、ゴメンナサイ。
しかも、メモ取っていたわけではないので、結構記憶の彼方だったりして。なんとか頑張って思い出します。

さて、全ツ遠征2場所目(そういう言い方するんか?)、福岡に行ってきました。
この日、福岡は大雨でした。。。
しかも、結構肌寒かった。
前日の東京が30度っつー夏日だったのに余計・・・なんで南に来て、寒がらないとあかんねん!(何故か関西弁)

福岡市民会館は、一昨年の雪組「ベルばら〜オスカル編」の全ツでも使用した会場ですが、私は初めてでした。
このホール、ワンスロープなんですね。
イメージとしては、円形劇場じゃない新宿コマというカンジ?
なので、非常に見やすかったです。
しかし、1列から38列!まで、同じ料金というのは、やっぱりナットクいかないですが。

芝居は、初日開けて1週間、だいぶこなれてきました。
まぁ、こちらのアタマも駄作対抗策を発動させてましたけどね。(要するに、気に障る場面・台詞はスルー)
ウワサ通り、舞踏会に衛兵隊が乱入してからは、拍手入ってました。よかった、よかった。
例の「あいうえお作文」に関しては、どうしても聞いている時に
「ベ!」別離の日
「ル!」瑠璃色の涙
「サ!」さよならを
「イ!」いわずにすむものなら
「ユ!」許されぬ愛に
「の!」のがれえぬ
「ば!」場面を
「ら!」落日が彩る
とアタマで叫んでしまい・・・笑いがこみ上げてきます・・・。
どうしてくれる!!

ショーのメデューサの客席登場は、スポットが当たった瞬間のどよめきがすごい。
通路側の人たちが、タッチしまくりです。演歌歌手じゃないんだからさ(笑)。
あのぅ、皆さん、歌詞ちゃんと聞いてる?メデューサ、苦悩しているのよ?
ま、ミズさんも、両手をばっと広げて、タッチしやすいように歩いていくんだけどさ。
あの光景、なんか見たことあると思ったら、山口祐一郎の出待ちハイタッチだわ(藁。
ささーっと行きます。
今回あまりの作品の酷さに、超辛口なのはご容赦ください。
基本生徒に罪なし、脚本・演出に罪ありスタンスで書いておりますが、それでも「ワタシの愛する生徒さんの批判はヒトコトだって許さなくてよ」と思われる方は、読まないように。
ついでに腐っているので、それが許せないお方も読まないように。

・・・読んでないか、そんな人は。

ミズジェロ
・・・ポスターより鬘は改善されていたので、ビジュアルは美しかった。
しかし、その豊富なベルばら出演歴により、「えっと・・・今、何の役だっけ???」と何度も思ってしまった。
青い軍服で現れるとアンドレかと・・・。
しかし、アレだね、この方、なまじタラシに見えるから、全然ソフィア好きそうにみえないよね。
結論としては、ジェローデルさまは×モなので(「女性に興味をお持ちにならないお方です」BYいづるん)、男性としてオスカルはOKなのです。(え?)ソフィアとはヲタ友ということで、理解すれば、わかりやすい話になりました。

となみソフィア
一度アントワネットを演じた人が、豪華な輪っかドレス着てたら、それ以下の役には見えないよ!!
まぁ、それはともかくミズジェロが大好きなのは伝わった。片思いっぽかったですけどね(哀)。
じつは腐女子(あ、まさに貴腐人!!)で、ジェロ×オスを応援していたっていう裏設定でどうでしょうか?(どうもしない)

ユミフェル
今回、最も気の毒な役。
つか、この話にフェルゼン要りませんから!!むしろアンドレが必要です。
出てくるたびに、カーテン前で一曲歌って、場面転換。
気の毒すぐる・・・。
圧倒的な歌唱力で、なんとか場をさらっていましたが、これ、実力なかったら悲惨なことになっていたよ。

キムカル
骨太な男が演じられる彼女に、オスカルは本質的に似合わない。
しかも、この脚本のオスカルは「ワガママお嬢ちゃま」なので、余計しんどい。
見た目は、フツーに男でした。なのでしゃべる内容に違和感が・・・。
そんな彼女に求婚しようとする猛者どもがあんなにいるのにもびっくりだ。

ひろみロベスピエール
今回、最もマトモな役。必然的に儲け役。
・・・どうしたの?何があったの?というくらいの成長っぷりで、正直驚きました。
こ、このレベルで「エリザ」のエルマーをやってくれていたら・・・!!切ない。
演説は大変熱かったのですが、全ツの悲しさで聴衆(というか同志)の人数が少ないのが悲しかった。客席も参加すればいいのに。(え?)

たにやんラ・ファイエット
とにかく、あのフランス貴族の定番鬘が似合わないのはわかった(笑)。
まぁ今後、美形脇路線(なんだ、そりゃ)を目指すなら、似合っていいもんでもないから、いいのか?
かつてない大人な長セリフをがんばっていた。でも基本がヘタレくんなんだよね。
だいたい、ラ・ファイエットって革命軍総司令官だよ?なんで武器を持っていないんじゃ。
つか、あんなに名前だけ出すなら、サン・ジュストやってほしかったよ。ロベスピエールの懐刀、美貌の革命の大天使!ピッタリだったと思うのに。あの原作の「近いうちにギロチン行きだねぇ」を聞いてみたい。

そら市民A
歌ソロあり、セリフあり、ダンスソロあり。
・・・キミはオスカルか?ってなカンジで、革命場面でソロを踊り出したときには、「死亡フラグ立った〜〜〜!!」と思いましたが、左肩を撃たれただけでした。。。
そのあと、左をかばいながら踊っていたようですが、途中からはもう夢中。フツーに左腕も振り上げまくり・・・不死身ですか?
平民議員としてのセリフは・・・まぁ熱いのは分かった。基本的に芝居のヒトじゃなくてダンサーだな。

5/26の欄に続きます。
せっかくネタばれしないように伏せたのに、スカステニュースで思い切りバラされたわ・・・。

そうです、オスカルさま婿選び舞踏会の顛末です。

ね?本当に、原作通りの展開なんです・・・。
あんなもん、出さないでいいのに。

本日松山公演では、その場面、手拍子が入ったと聞きました。
よ、良かった・・・少しは緩和される。(何が?>駄作感が)
梅田ではあまりのことに、客席、凍り付いていたからな。
(正確には、梅田の楽から入ったという話も聞きました)

そして、私は見てないのですが、WOWOWのプルミエール情報。
某新曲の歌詞、頭をとると「ベルサイユのばら」になるそうです。(「あいうえお作文」みたいなカンジね)
・・・早速プログラムで確認してみますた。
あぁ!!
なんか変な歌詞だと思っていた、これか〜!?
・・・頼むよ、そういうところに凝る能力を他に使ってくれorz

とりあえず、何はともあれ、フェルゼンじゃなくてアンドレを出すべきだったね。

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