稲葉くん大劇デビュー作。
オギーに似ているとか、オギーのコピーだとか、さんざん言われていましたが・・・うーん、確かに否定はできないわ。
今回、舞台がヴェネチアなんで、どうしても「ドルチェ・ヴィータ」と思いださせるのと、ちょっと「タランテラ!」っぽい雰囲気もあるよね~。
ただ、オギーほどの毒はないし、難解でもない。
チラチラ、稲葉くん独自色?とおぼしきものも見えるので、だんだんとそれを押し出していければいいね、と思います。
少なくとも、私は草野ショーよりは好きだ・・・。

何より、最初に盆が回って、セリが動いたときはホッとしたよね~(笑)。
ちゃんと、動くんじゃん!!

「仮面舞踏会」は、途中からアレンジが大幅に変わるので、気にならなくなったけど、出だしは浅田真央がパッと思い浮かんでしまいました。
今までフィギュア見てて、宝塚を思い出すことはあっても、逆はなかったので、なんか新鮮でした。
あの曲も、メジャーになったのね~(しみじみ)

いかがなものか???と思ったのは、天使のロケット。
舞台上で一瞬も下級生だけにしてあげないのは、ちょっと可哀想。
ロケットは、ロケットだけを見させないと!!
・・・コアなファンは贔屓が舞台に出ていたら、そこから視線をそらせないものなんです!!
後ろにいる上級生のファンは、あれじゃぁロケット見られないじゃ~ん。

そうそう、今回は、芝居・ショーともに指揮が東宝ミュージカルでおなじみ塩田明弘氏でした。
ショーはともかく、芝居にはちょっともったいなかったんじゃ・・・(しーっ)。


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