雪組大劇場

2009年8月22日 雪組
おっかしーなー、当分ムラに行くことはないと思っていたんだけどなぁ?

諸般の事情で、真夏の大劇場に行ってきました。
・・・相変わらず、暑いなぁ~。

芝居は、期待の新鋭・大野君の「ロシアン・ブルー~魔女への鉄鎚」。
スクリューボール・コメディなので、ラストのご都合主義はともかく・・・あのぅ、どこが「魔女への鉄鎚」なの?どっちかというと、エジェフ(未来優希)への鉄鎚なのでは???
同じスクリューボール・コメディとしては、「ヘイズ・コード」の方が出来は上。
ちょっと趣味に走りすぎで、ウンチクが多すぎ。・・・あのぅ、1920~30年代のソ連の演劇事情って、かなりマイナーな知識だと思いますので・・・つ、ついていけないんですが?
後から、プログラムを見て、あの人もこの人も実在人物だと知ってビックリしましたよ。
そんなところに凝る分、もう少し時代背景とかを丁寧に説明した方がいいんじゃないかなぁ。
東京で、練り直しを切に望む。

キタロウが、珍しくコメディ担当せず、シリアス部分担当だったのにはビックリ。
・・・しかし、シリアスだと相当地味になってしまうね、このヒト。

ミズユミらぶらぶ第三弾(大劇場作品で)なのには、もう何も申しません。
第一弾・戦友(マリポサ)
第二弾・敵同士(ゾロ)
第三弾・主従(ロシアン・ブルー)
さぁ、第四弾はなんだ?

ショーは、サイトーくん「RIO DE BRAVO!!」。
ラテンで、久々にちゃんと1時間あるショー。
うーん、悪くはなかったけど、ちょっとうるさすぎ、というか、気持の抜きどころのないショーだった。
ウワサのポンポンは、半分以上がライト振ってましたが、これは確かに楽しい。
毎回はともかく、たまには新しいことしてもいいじゃない?と思いました。

あと、こちらでもミズユミらぶらぶ場面があるのはどうしたことか?
しかも、コスチュームがベルばら?(というか、ミズさんの髪型がジェローデルw)
いきなり銀橋に出てきて、真顔で「あの女に出会ってお前は変わった」「許せない」と歌うユミコタソ。
な、何があったの~~~(萌)。
んで、女(愛原実花)と逃げるミズさんに追いつき、誤って女を殺しちゃうのよね。
絶望したミズさんは、ユミコの銃弾に倒れて、イグアスの滝に落ちていき・・・そこは宝塚なので、死んだ恋人たちの魂は、天国みたいなところで愛のパピヨン(蝶)となって、よみがえるのですが!!
・・・なぜか、そこにもまたユミコタソが・・・!!
しかも満面の笑みで、嬉しそうに歌ってますよ?
どうしたの?ナニがあったの?あの後アナタも滝に身を投げたの?

このショー、この場面だけで、通えるかもしれない。。。(バカ)

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