これは多い!!
というか、ほぼ話が別モノになってしまったような???

とりあえず、思い出せる限り書いてみます。抜けてたら、すみません。
ネタばれしているので、未見の方はご注意を。

・夜の稲妻が、ゾロの衣装を持ってくるのではなく、ディエゴが長老に「思いとどまらせてくれてありがとうございます(大意)」てなことを言って、勝手に洞窟の奥に行き、仮面のメサイアになって来る。ここで「私は今日から、ディエゴ・デ・ラ・ベガの名を捨て」とかゆーていた。(その後で、ピンク・ディエゴになるのは変わらないので、別に捨ててないじゃんかというツッコミもあり)
 まぁ、長老が「この地に伝わる仮面のメサイアの衣装だ」と言って渡すのが、思い切り西洋人の格好なのは、絶妙のツッコミどころではあったのだが。
 あと長老の「この剣は人々を苦しみから解き放つ剣だ」というセリフもなくなったが、それだとクライマックスの意味が・・・(もともと無いっちゃ無いけどな)。

・銀橋渡った後、ベルナルドに影になるように頼むやりとりなし。・・・これだと後の立ち回りでの入れ替わりが、初見だとそんなファンじゃない人にはわからないのでは?アレは客席はある程度入れ替わりを把握しつつ、スペイン兵の翻弄されっぷりを楽しまないと!

・その立ち回り、上手と下手に平面的に振っていたのが、2階を使うようになった。ちなみに、上手の塔の下のドアを入った時点で、ミズさんはハケてます。窓から顔を出して、2階の下手のドアに入るのはキムちゃん。下手袖から出るのはミズさん。処刑台の上はキムちゃん。
 ミズさんは、ロリータにキスした後、ムラでは上手袖にハケてましたが、東京では1階上手通路に客席降り、旧A席前の通路を通って、下手後ろのドアから消えます。
 と思ったら、今度は2階に客電が付き、SとAの通路を下手から上手にキムちゃんが疾走していきます!!
 すげー、スターの2階客席降りなんて初めてだよ!!しかし、おかげで誰も舞台の上、見ちゃ~いね~。すっかりBGMと化した「ビバゾロ」でした。

・「誰の手にも負えないお嬢様」の繰り返しだった侍女ソング。確か「猪突猛進おてんばお嬢様、誰の手にも負えないお嬢様、男勝り危険なお嬢様、私たちの手に負える訳がない」になっていた。ま、大した変更ではないですが。

・総督の執務室にも最初にディエゴだけあらわれ、ベルナルドに呼びかけてから、彼が出てくる。・・・鈍い人はここでゾロが二人いることに気づくんじゃ???(さすがにそれはないか)この変更に意味があったのかどうか、本当にナゾ。

・さて最大の変更点その一。廃坑にレディ・ゾロが来ません!!ホセ・ディアスは、ブラック・エルクを人質にするの。ホセ・ディアスに「俺はインディアンを殺すのにためらいはないぞ」と言われて、ブラック・エルクが「俺の命はいいから!」といい、メンドーサの羨ましい発言につながります。
 二人の戦い前の「この剣は苦しみから解き放つ云々」は変更なし。だから、長老のセリフがないとここの意味が不明になるっつの。
 で、みんなを廃坑に閉じ込めるところで、「入口を爆破して、生き埋めにするんだ~(大意)」とご丁寧に説明してくれるホセ・ディアス。状況説明、ありがとうございますw。

・最大の変更点その二。「ゾロが死んだ」というオリバレス総督、「スペインに帰らねばならない」とは言いださず、「ゾロを真似る奴が後を絶たないので、見せしめに処刑する」と言って、ガルシア軍曹にレディ・ゾロをひったてさせます。ここでマスクを外したガルシアは「お嬢さま!!」と驚愕。市民たちの中にいたプリド家の両親もビックリ!!そこで銃殺刑を命じられるガルシアですが、さすがにできません。しかし、ロリータは「いいのよ、命令をしなさい(しかし変な日本語だ)」と優しくガルシアに話しかけます。当然ガルシアがお嬢様を撃てるわけもなく・・・そんな中「どけ、俺がやる」とあくまでも悪役なホセ・ディアス、いっそすがすがしいですが、アナタは密輸船の船長で、処刑の権限はないんじゃぁ???
 ここで、ゾロ登場!で、ガルシアが総督に銃を向けるわけです。・・・ロリータの感動的な前振りがついた分、ガルシアのバカさ加減が薄くなってしまったような???もともと、単純な話なだけに、変に感動的にしないほうがよかった気がするんですが・・・。
 あ、今気がついたけど、「総督がスペインに帰らなくてはならない」っての、もしかしてテルの組替えにひっかけてたのかな???

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