雪組ムラ千秋楽

2009年4月13日 雪組
予想していたが、やっぱり早いぞ、1か月公演。
あっという間に、千秋楽となりました。

書きたいことはいっぱいあるんだけど、イロイロありすぎなので、とりあえずは楽アドリブと「白羽ゆりサヨナラショー」のご報告を。

ショーのアドリブは。
岡っ引きのとなみちゃんに引っ張られていくミズさん、「続きは東京でな!」。
ソーランで歌い終わったユミコさん「凰稀!」の掛声を入れ、キムも「かなめ!」と入れてくれる。更に、「さくらさくら」では、ミズさんがテルを桜の枝で指すと花吹雪が舞い散る・・・という雪組御曹司の栄転組替えに最大限配慮。みんな優しいな~。

芝居は、のっけからゾロがゾロゾロ仮面なし!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
もう、東京は全部これで行っちゃって下さいよ。
だって、帽子をかぶって仮面で目を隠すと、鼻から下しか見えないわけで、オペラでドアップで見ると、大半の人はどうにもこうにも「オンナノコ」なんですよね。あごのラインは、どうしたって女性だからねぇ。せっかくのもみあげも仮面で隠れているし。それでも、上級生はオトコに見える(見せる)のがスゴイが。
ピンクディエゴは、ダンスの時は総督とぶつかって腕をからめて、クルクルと一踊り。
立ち回りの後出てくる時は、アレ、バレエ用語でなんて言うんですか?グランジュテアントーゥルナン???派手にジャンプして空中で一回転、そしたら白いカツラが落ちました(爆)。しかし、笑わずに「落し物はいけませんな」とアドリブ一発かましたユミコさんにプロ根性を見た。すげー!!

他にも何かあったかなぁ~。
見逃しているのもあるかもしれない。
そうそう、総督夫人の杏奈ちゃんが、テル総督にお花つけてあげたそうですね。あの夫婦、実はラブラブっぽくて好きだったな。東京では、チギに変わってどうなるでしょうか?

退団者の生花コサージュは、となみちゃんは薄いピンクのドレスの時。
ゆり香さん・はるなちゃんは、「天国への階段」のピンクドレスで。(この時、となみちゃんはお花なしだった)
たにやんは、白燕尾でラメを振りかけた大輪の赤薔薇。男役唯一だったので、目立つ上に、花が巨大すぎて、踊るとぐらぐらして落ちそうに・・・!!大丈夫か?あと、パレードでも白いカラーをつけてました。他の娘役さんたちはつけてなかった・・・よね?

「白羽ゆりサヨナラショー」。
まず、星組時代のマリー・アントワネット(船を頭にのっけたあの格好)でせり上がり。歌は「青きドナウの岸辺に」、そこから「別れ」(アントワネット作曲の歌)に変わって銀橋渡り。
その間、本舞台では貴族のカップルが3組(退団者フューチャー)、ワルツを踊ります。
センターが、ユミコさんとゆり香さん。ユミコさんは、フェルゼンの時の緑の宮廷服だね。
上手が谷みずせと涼花リサ、下手が凰稀かなめと穂月はるなの同期カポー。谷みずせ以外は、全員今回の芝居で着用した衣装。(なんで、スペイン人なのにフランス宮廷の衣装だったんでしょうね?)たにやんは、水色の宮廷服だった。最後まで宮廷服とは、さすが白タイツ専科(スカステの「わくわくカフェタイム」で自分で言っていた)。

ミズさんが黒燕尾で「青春の終りに」@カラマーゾフ。よく聞くと歌詞が退団ソングなことに気づく。いやぁぁぁ、泣かせないで!
ラストのフレーズで、白ドレスに着替えたとなみちゃんがせりあがり、デュエット。そのまま「私だけに」へ。

そして、銀橋に髪型メンドーサ大佐のままのアルガン登場で「結婚することだね」で、客席どよめく。
妙にガタイのいいレイチェルが下手花道登場で、振り向いたら、キ、キム!?
ホンキで逃げ腰のアルガンに爆笑でした。
幕があがると、雪組全員がいて、君愛のラストを再現・・・なんだけど、実はここ、となみちゃん以外の退団者は袴への着替えのためにいなかったんですよね。
マルキーズとジョルジュが、上手花道から出てきて、銀橋でキス!本舞台に行って、ブーケトスはみなこへ、というシメでした。

テル・チギ組替えってことで、双方の挨拶もあり、なかなか盛り上がった千秋楽でした。
そうそう、忘れちゃいけない、となみちゃんの草履脱げ事件ね。挨拶終わって後ろに下がろうとしたら、セリ線にひっかかって、脱げちゃったのね・・・。しかも、それを手にとって「どうしよう???」とミズさんに助けを求めるもんだから、可愛いすぎる!!前代未聞だよねぇ、サヨナラで草履が脱げた(しかも階段ではなく、下の舞台で)トップ娘役って。

あ・・・そういえば「トップ娘役」という言葉も復活していました。組長ナガさんの紹介で出てきたので、「え?いいの?」とビックリしてしまったけど。
「主演男役」「主演娘役」という言葉がどうにも気持ち悪かった私としては、公式ワードに「トップ」が復活したなら、嬉しいなぁ。

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