いや、今日は実は月組さん観に行ったんですけど。
毎日カラマっていたせいか、日本王朝物のテンションの低さに驚いたわ。
恋人取られた男が出てくるのは一緒なのに、「お前を殺す!」とか言い出さないんだねぇ。
いやぁ、ロシア人に比べると、日本人って穏やかだね。(そういう問題か?)

・・・というより、カラマーゾフが異常です。
というか、ミーチャがアホすぎます。
親父を殺せば、永遠の幸せが手に入るとか言っちゃって・・・親殺したら、フツーその瞬間に人生終わるって。
あれじゃ、昨今のキレる若者の衝動殺人と一緒だろ!
なのに、なぜあんなにカッコいいのか・・・反則だ。

そんな楽しいカラマーゾフの世界。
だいぶ慣れてきたけど、最初の頃は空耳アワーばっかりでした。
一番は「衝動」だってのはすでに書きましたが、その他にもいっぱいある。

まずはロシア語の問題。
主人公ドミートリーの愛称が、「ミーチャ」。
これが「兄ちゃん」に聞こえるんだな~。弟であるイワンやアリョーシャが言うから、「なんかずいぶんくだけた言い方するな」とは思っても、結構つじつまがあってしまうからおそろすぃ。
父親も長男のことを「兄ちゃん」と呼ぶといわれれば、そうだし。

あと、衝動殺人のキッカケになる「チェルマーシニャ」。
これがね~「チェルマーシニャの屋敷」というフレーズで出てくるもんだから、すっかり「チェルマー市にある屋敷」なんだと思ってました。アレ?確か原作ではもっと長くて覚えにくい名前だったような???と思ってよく考えたら、違ったよ。

そして、さすがに原作読んでいる人は大丈夫だったけど、「モークロエ」。
これまた「どこへ行こう?」と聞かれて「モークロへ」と答えるので、ぴったり平仄があってしまう。プログラムを見て気づいたそうです(友人談)。
ロシア語は馴染みがないから難しいね。

で、友人に教えてもらった最高傑作の空耳アワーがこれ!
カラマーゾフ家での家族再会の歌。次々に歌い継いで、最後全員で
「今、カラマーゾフがつどう!」

「今、カラマーゾフがSMAP!」
・・・ちょうどオヤジ入れて5人いますしね(はぁ?)。

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