ささーっと行きます。
今回あまりの作品の酷さに、超辛口なのはご容赦ください。
基本生徒に罪なし、脚本・演出に罪ありスタンスで書いておりますが、それでも「ワタシの愛する生徒さんの批判はヒトコトだって許さなくてよ」と思われる方は、読まないように。
ついでに腐っているので、それが許せないお方も読まないように。

・・・読んでないか、そんな人は。

ミズジェロ
・・・ポスターより鬘は改善されていたので、ビジュアルは美しかった。
しかし、その豊富なベルばら出演歴により、「えっと・・・今、何の役だっけ???」と何度も思ってしまった。
青い軍服で現れるとアンドレかと・・・。
しかし、アレだね、この方、なまじタラシに見えるから、全然ソフィア好きそうにみえないよね。
結論としては、ジェローデルさまは×モなので(「女性に興味をお持ちにならないお方です」BYいづるん)、男性としてオスカルはOKなのです。(え?)ソフィアとはヲタ友ということで、理解すれば、わかりやすい話になりました。

となみソフィア
一度アントワネットを演じた人が、豪華な輪っかドレス着てたら、それ以下の役には見えないよ!!
まぁ、それはともかくミズジェロが大好きなのは伝わった。片思いっぽかったですけどね(哀)。
じつは腐女子(あ、まさに貴腐人!!)で、ジェロ×オスを応援していたっていう裏設定でどうでしょうか?(どうもしない)

ユミフェル
今回、最も気の毒な役。
つか、この話にフェルゼン要りませんから!!むしろアンドレが必要です。
出てくるたびに、カーテン前で一曲歌って、場面転換。
気の毒すぐる・・・。
圧倒的な歌唱力で、なんとか場をさらっていましたが、これ、実力なかったら悲惨なことになっていたよ。

キムカル
骨太な男が演じられる彼女に、オスカルは本質的に似合わない。
しかも、この脚本のオスカルは「ワガママお嬢ちゃま」なので、余計しんどい。
見た目は、フツーに男でした。なのでしゃべる内容に違和感が・・・。
そんな彼女に求婚しようとする猛者どもがあんなにいるのにもびっくりだ。

ひろみロベスピエール
今回、最もマトモな役。必然的に儲け役。
・・・どうしたの?何があったの?というくらいの成長っぷりで、正直驚きました。
こ、このレベルで「エリザ」のエルマーをやってくれていたら・・・!!切ない。
演説は大変熱かったのですが、全ツの悲しさで聴衆(というか同志)の人数が少ないのが悲しかった。客席も参加すればいいのに。(え?)

たにやんラ・ファイエット
とにかく、あのフランス貴族の定番鬘が似合わないのはわかった(笑)。
まぁ今後、美形脇路線(なんだ、そりゃ)を目指すなら、似合っていいもんでもないから、いいのか?
かつてない大人な長セリフをがんばっていた。でも基本がヘタレくんなんだよね。
だいたい、ラ・ファイエットって革命軍総司令官だよ?なんで武器を持っていないんじゃ。
つか、あんなに名前だけ出すなら、サン・ジュストやってほしかったよ。ロベスピエールの懐刀、美貌の革命の大天使!ピッタリだったと思うのに。あの原作の「近いうちにギロチン行きだねぇ」を聞いてみたい。

そら市民A
歌ソロあり、セリフあり、ダンスソロあり。
・・・キミはオスカルか?ってなカンジで、革命場面でソロを踊り出したときには、「死亡フラグ立った〜〜〜!!」と思いましたが、左肩を撃たれただけでした。。。
そのあと、左をかばいながら踊っていたようですが、途中からはもう夢中。フツーに左腕も振り上げまくり・・・不死身ですか?
平民議員としてのセリフは・・・まぁ熱いのは分かった。基本的に芝居のヒトじゃなくてダンサーだな。

5/26の欄に続きます。

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