もっと早くにアップしようと思っていた記事なのですが、バタバタしてて、時期外れになってしまったい。
昨年末以来、「エル・アルコン」宝塚上演に刺激されて、古い青池保子作品を読み返しているワタクシです。一応?少女マンガヲタだったので、そこそこ古い単行本も持っているんですよ。復刻版も買っているぞ>自慢か?。
んで、こっちのほうが、よっぽど宝塚じゃねーの?ってな作品を発掘してしまったので、ご紹介。
「エーゲ海の鷲」1976年、ビバプリンセスに載った短編です。
ひ〜〜〜、32年前!!
私は、プリンセスコミックスの「イブの息子たち」2巻に収録されているので読んだんだけど、今だと何を買えば載っているのかしら???(無責任な推薦)
これが、超見事に宝塚文脈なお話なのです。
もちろんコスチュームもので華やかですぞ〜。
ま、ヨシマサの萌えは刺激しないかもしれないけど、大野君か誰かで上演してくれまいか?
()内は宝塚人事による希望配役です。あえて、どこの組とは言わないので、皆様、適宜脳内上演してくだされ。
時は16世紀。
ヨーロッパ諸国とオスマン・トルコが地中海で覇権を競っていた時代です。
ジェノバ貴族の娘・オッタビア16歳(娘1)は、婚約者のウーゴ(男3かあるいは路線外上級生男役)に招待され、弟・マルコ(若手男・新公主役)とともにサヴォア公国に来ています。
オッタビアは、親の決めた婚約者ウーゴのことをどうも好きにはなれません。
また、サヴォア公妃・マルグリット(路線外上級生娘)はフランス王家出身。大国フランスが弱小サヴォア公国の後ろ盾であるのをよいことに、かなりエラそうに振舞っていることも、いい印象はもてません。
そこに、オスマン・トルコの海賊船が来襲。たまたま海岸に遊びにいっていたマルコは、他のサヴォア兵や家臣とともに海賊に捕まってしまいます。
海賊の首領、アル・シャイン(男1)は、捕虜の身代金とともに、トルコの同盟国フランスの王女に挨拶したいと、マルグリットとの面会を要求。エラぶっていたマルグリットは、その申し出を却下します。
それでは捕虜の命の保証がないと、弟を案じるオッタビアは、マルグリットの身代わりになると言って、フランス王女として海賊に会うこととなります。
船上で会見に応じたアル・シャインは、非常に紳士的で、しかもトルコ人らしくありません。心中穏やかでないオッタビアですが、無事にフランス王女として通しきれるかと思いきや、突然飛び出してきた弟マルコのために、身代わりであることがバレてしまいます。
アル・シャインは、自分もイタリア人であったことを明かし、オッタビアも人質にして、そのままトルコに向かいます。
オッタビアを救うため、ジェノバ海軍の将校、アンドレア・ドーリア二世(男2)を隊長に、討伐隊が組織されます。
彼は、昔からアル・シャインをライバル視しており、勝負を決する機会をうかがっていたのです。
婚約者のウーゴも加わった討伐隊は、アル・シャインを追って、出航します。
マルタ島近くで、アル・シャインの船に追いついたアンドレア・ドーリア二世は、一度は刃を交えますが、ひどい嵐のため、決着は先送りとなります。
一方、オッタビアは、一緒に航海を続けるうちに、アル・シャインがトルコ人になったいきさつを知り、また嵐の海から助け出されたことから、徐々に心惹かれるようになっていきます。(お約束)
婚約者のウーゴは、オッタビアとの婚約を破棄、討伐隊を降ります。
トルコに連れてこられたオッタビアは、スルタンに会見することになり、その場で愛妾にされそうになりますが、なんとか機転で切り抜けます。
しかし、そのためにアル・シャインを傷つける心にもない台詞を吐いてしまい、落ち込んでしまうのでした。
また、アル・シャインは、自分のためにそうしたオッタビアの真意を見抜き、彼女への想いを自覚します。
しかし、再びアンドレア・ドーリア二世の討伐隊が迫ってきていました。
そこへ、アル・シャインを懐柔したいスペイン軍も参戦。
アル・シャインは、戦いの中、オッタビアをジェノバへ返そうと決意し、アンドレア・ドーリア二世に託します。
オッタビアは彼の愛情を確信しつつ、別れを受け入れるのでした。
路線系の役としては、
アル・シャインの手下2名(セム・ハム)、アンドレア・ドーリア二世の腹心(ニコロ)、
脇役としては、
トルコのスルタン、サヴォア公国の家臣、スペイン大使、
なんかがあります。
下級生男役はまとめて、トルコ海賊とジェノバ海軍、スペイン軍ね。
娘役は・・・青池作品だからどうしても不足気味だが(悩)。
とりあえず、最初のサヴォア公国の侍女でしょ、あと原作には出てこないけどハーレムの美女でダンス1場面はお約束(笑)。
ってことで、上演キボンヌ!!
昨年末以来、「エル・アルコン」宝塚上演に刺激されて、古い青池保子作品を読み返しているワタクシです。一応?少女マンガヲタだったので、そこそこ古い単行本も持っているんですよ。復刻版も買っているぞ>自慢か?。
んで、こっちのほうが、よっぽど宝塚じゃねーの?ってな作品を発掘してしまったので、ご紹介。
「エーゲ海の鷲」1976年、ビバプリンセスに載った短編です。
ひ〜〜〜、32年前!!
私は、プリンセスコミックスの「イブの息子たち」2巻に収録されているので読んだんだけど、今だと何を買えば載っているのかしら???(無責任な推薦)
これが、超見事に宝塚文脈なお話なのです。
もちろんコスチュームもので華やかですぞ〜。
ま、ヨシマサの萌えは刺激しないかもしれないけど、大野君か誰かで上演してくれまいか?
()内は宝塚人事による希望配役です。あえて、どこの組とは言わないので、皆様、適宜脳内上演してくだされ。
時は16世紀。
ヨーロッパ諸国とオスマン・トルコが地中海で覇権を競っていた時代です。
ジェノバ貴族の娘・オッタビア16歳(娘1)は、婚約者のウーゴ(男3かあるいは路線外上級生男役)に招待され、弟・マルコ(若手男・新公主役)とともにサヴォア公国に来ています。
オッタビアは、親の決めた婚約者ウーゴのことをどうも好きにはなれません。
また、サヴォア公妃・マルグリット(路線外上級生娘)はフランス王家出身。大国フランスが弱小サヴォア公国の後ろ盾であるのをよいことに、かなりエラそうに振舞っていることも、いい印象はもてません。
そこに、オスマン・トルコの海賊船が来襲。たまたま海岸に遊びにいっていたマルコは、他のサヴォア兵や家臣とともに海賊に捕まってしまいます。
海賊の首領、アル・シャイン(男1)は、捕虜の身代金とともに、トルコの同盟国フランスの王女に挨拶したいと、マルグリットとの面会を要求。エラぶっていたマルグリットは、その申し出を却下します。
それでは捕虜の命の保証がないと、弟を案じるオッタビアは、マルグリットの身代わりになると言って、フランス王女として海賊に会うこととなります。
船上で会見に応じたアル・シャインは、非常に紳士的で、しかもトルコ人らしくありません。心中穏やかでないオッタビアですが、無事にフランス王女として通しきれるかと思いきや、突然飛び出してきた弟マルコのために、身代わりであることがバレてしまいます。
アル・シャインは、自分もイタリア人であったことを明かし、オッタビアも人質にして、そのままトルコに向かいます。
オッタビアを救うため、ジェノバ海軍の将校、アンドレア・ドーリア二世(男2)を隊長に、討伐隊が組織されます。
彼は、昔からアル・シャインをライバル視しており、勝負を決する機会をうかがっていたのです。
婚約者のウーゴも加わった討伐隊は、アル・シャインを追って、出航します。
マルタ島近くで、アル・シャインの船に追いついたアンドレア・ドーリア二世は、一度は刃を交えますが、ひどい嵐のため、決着は先送りとなります。
一方、オッタビアは、一緒に航海を続けるうちに、アル・シャインがトルコ人になったいきさつを知り、また嵐の海から助け出されたことから、徐々に心惹かれるようになっていきます。(お約束)
婚約者のウーゴは、オッタビアとの婚約を破棄、討伐隊を降ります。
トルコに連れてこられたオッタビアは、スルタンに会見することになり、その場で愛妾にされそうになりますが、なんとか機転で切り抜けます。
しかし、そのためにアル・シャインを傷つける心にもない台詞を吐いてしまい、落ち込んでしまうのでした。
また、アル・シャインは、自分のためにそうしたオッタビアの真意を見抜き、彼女への想いを自覚します。
しかし、再びアンドレア・ドーリア二世の討伐隊が迫ってきていました。
そこへ、アル・シャインを懐柔したいスペイン軍も参戦。
アル・シャインは、戦いの中、オッタビアをジェノバへ返そうと決意し、アンドレア・ドーリア二世に託します。
オッタビアは彼の愛情を確信しつつ、別れを受け入れるのでした。
路線系の役としては、
アル・シャインの手下2名(セム・ハム)、アンドレア・ドーリア二世の腹心(ニコロ)、
脇役としては、
トルコのスルタン、サヴォア公国の家臣、スペイン大使、
なんかがあります。
下級生男役はまとめて、トルコ海賊とジェノバ海軍、スペイン軍ね。
娘役は・・・青池作品だからどうしても不足気味だが(悩)。
とりあえず、最初のサヴォア公国の侍女でしょ、あと原作には出てこないけどハーレムの美女でダンス1場面はお約束(笑)。
ってことで、上演キボンヌ!!
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