ベルばら復習

2008年3月25日 雪組
数年前から友人に貸しっぱなしだった「ベルサイユのばら」を、返してもらい、復習しました。

わたしが持っているのは、「愛蔵版」というヤツで、分厚いけれど、2冊にガシっとまとめられているスグレもの。
ちなみに昭和62年発行です。もうページは黄色いです。。。

裏公式ENAKの飢爺いんたぶーによれば、「フランス革命の後から始まる“外伝”」つーことなので、とりあえずは2巻をざーっと拾い読みすればOK!!と思って、ぱらぱらめくりはじめたところ・・・。
・・・アレ???な、なんか目から汁が・・・。
汁がいっぱい出てくるんですけど・・・。
どうしたの?止まらないよう。

拾い読みどころか、一気読みして、だーだー泣いてしまったわたしです。

それにしても、よくまぁこの名作を、あそこまで迷作にしてくれたな、とまたまた爺に対して殺意が湧いてしまいましたよ。

ま、それはともかく懸案?の「わたしの屍をこえていけ!!」場面です。
記憶にあるよりずっとオスカルが凄絶で、かつジェローデルがポエマーでした・・・。
「あ・・・あ
 きみは知りたまわずや
 御身が血に
 御身が血に紅く
 そまらんよりは
 よし謀反人となりて
 断頭台にたたん
 わがシルフィード・・・・・・」
って!!
これを描かれた当時の池田先生は20代のはず。
20代で、この擬古文調の詩が書けるとは・・・昔のヒトはすごいなぁ。
「御身が血」くらいはともかく「よし謀反人となりて」の「よし」なんて、出てこないよ〜〜〜。
しかし、こ、これ、もしかしてソロ歌になっちゃうのかしら???当然ミズさんが歌うのかすぃら?(凍)

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