一部チケット販売も始まっているのに演目未定だった、今年の雪組全ツ、ついに発表になりました!!
ついでに、花組全ツも星組全ツも。

モバタカメールで知り、あまりにスゴすぎる演目に「今すぐ誰かとこの思いを共有したい!!」と思った途端・・・。
速攻で社内の宝塚友からメール着信。
やっぱり、考えていることは同じだった(嬉)。
しばしチャット状態に陥るわたしたち>仕事しろよ。

(以下公式より引用)
2008年の全国ツアー公演(雪組、花組、星組)は、『外伝 ベルサイユのばら』と、宝塚歌劇ならではの華やかなショーとの2本立ての構成です。

『外伝 ベルサイユのばら』は、原作者・池田理代子氏が宝塚歌劇のために特別に書き下ろしたストーリーのもと、植田紳爾の脚本・演出により、従来とは視点を変えた『ベルサイユのばら』の世界を構築した作品です。
雪組公演ではジェローデル、花組公演ではアラン、また星組公演ではベルナールに焦点を当て、本編では描かれなかった、それぞれの人生をドラマティックに描出します。また、各バージョンとしてだけでなく、3組の公演を通して「外伝 3部作」としてお楽しみ頂くという、これまでにないスタイルでの上演です。
 新しい表情を見せる『ベルサイユのばら』に、どうぞご期待下さい。
(ここまで)

はぁぁ???
スピンオフなんていいもんじゃなくて、これは同人ネタではないですか?
特に雪のジェローデルって・・・相手役ソフィア(フェルゼンの妹)なんすよ。

トップの持ち味的には雪と花は逆の方がいいような気もしますが。

ちなみにそれぞれ、こんなお話らしい。
雪組『外伝 ベルサイユのばら −ジェローデル編−』
 名門貴族の御曹司で、女性と見まごうばかりの美貌と冷たいデカダンスの雰囲気を持つジェローデル。強い美意識と卓越した知性、そして素晴らしい剣の腕前の持ち主でもある。
 アントワネット付きの武官として近衛隊に入隊した年上のオスカルにライバル意識を持ち試合に挑み破れるが、それ以降、オスカルの美しさ、知性、そのまっすぐな信念に強い憧れと関心を抱き、喜んで副官としてオスカルに仕えるようになる。
 王妃の恋人と噂されるスウェーデンの貴族フェルゼンが、妹ソフィアを伴ってフランスにやってくる。ソフィアにフランス宮廷のエレガンスを学ばせるというのが名目だが、王妃との噂が表立ってきたために、ソフィアに王妃と自分との連絡係をさせるためでもあった。そのような中でジェローデルを知ったソフィアは、その美しさに惹かれていく。そして、ある時、ジェローデルに窮地を救われて以来、ソフィアの想いは憧れから恋心へと変化していく……。

花組『外伝 ベルサイユのばら −アラン編−』
 フランスの貴族であるアラン・ド・ソワソンは、父を早くに亡くし、母と美しい妹ディアンヌとの三人暮らし。貴族とは言っても、平民よりも貧しい、名ばかりの下級貴族であった。士官学校を漸く卒業して、衛兵隊に少尉として任官する。
 ある日、近衛隊からオスカルが赴任してくる。「女の下では働けない」と荒くれ者揃いの衛兵隊士は一斉に反発し、アランとオスカルの一騎打ちとなる。勝負はオスカルの勝ちに終わるが、アランの腕前にオスカルは感動を覚える。剣を家族のために売り払ってしまった兵士たちをオスカルは叱責するが、彼らの貧しさを知り、己の無力さを恥じる。隊員たちは少しずつオスカルに心を開いていき、またアランとアンドレも男同士の友情を育てていく。そして、アランの心も漸くオスカルに対して開かれるようになっていくが、それはやがてオスカルへの報われることのない恋心へと変わっていく。
 緊迫するフランスの情勢。そんな中で、アランの隊が休暇に入った。兄の休暇を待ってディアンヌの結婚式が行われる予定であったが……。

星組『外伝 ベルサイユのばら −ベルナール編−』
 パリに住むベルナールは、その生い立ちから貴族を心から憎悪していた。そして革命運動に携わり、「黒い騎士」と呼ばれる義賊となって、貴族たちを慄かせていた。
 オスカルの策謀により、オスカルの屋敷に入ったベルナールは、逃げるためにアンドレの目に鞭を当て、その片目を失明させてしまう。負傷して捕らえられたベルナールは死刑を覚悟するが、オスカルは父将軍にもアントワネットにも、「黒い騎士は取り逃がした」と報告し、彼を自分の屋敷に匿う。オスカルは、ベルナールの言葉の中に真実があると悟ったのだった。ベルナールの看病に当たるのはロザリーだったが、貴族に母を殺されたというロザリーに心惹かれるベルナール。そんなベルナールに、次第にロザリーも愛情を感じるようになる。オスカルはベルナールに盗みはやめるよう諭す。大事なロザリーを盗賊の黒い騎士の妻にすることはできないからだと。夜陰にまぎれて、ベルナールとロザリーをパリへ送り出すオスカル。
 ベルナールは革命家のリーダーとして次第に名を挙げ、フランス革命でも大きな役目を果たすが……。

やっぱり、雪組が一番めちゃくちゃな話だよ。
花と星は、ちゃんと原作にあるエピソードだもんなぁ。

果たして、♪ご覧なさい、から幕開けするのか?
オスカルはそれぞれ誰なのか?
フィナーレはあるのか?など等
ギモンは果てないのですが、前回の「ベルばら」決定報道時より絶望感が少ないのは、やはり1本物ではないこと!!
これに尽きますね。
後にショーがあると思ったら、どんな芝居でも耐えられますわ。(ホントかよ)

そのショーは、
雪が、『ミロワール』−鏡のエンドレス・ドリームズ−
花が、『エンター・ザ・レビュー』
星が、『ネオ・ダンディズム!III』−男の美学−
・・・正直、花と星のショーは、使い回しもイイカゲンにしろ状態でやや気の毒ですなぁ。
雪はまだ観てないので、なんともいえないのですが、佳作らしいので、期待です。

しかし、こうなると見比べたくて、3本とも見てしまいそうな自分がコワい・・・。
全ツは贔屓組じゃないとなかなか行かないというのに。
アタシ、まんまと劇団の策略にひっかかってますか?

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